Vol.195イノベーションを創りだすリーダーシップとは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆ グロービスNEWS ◆◆ -明日を創る人を、創る- GLOBIS-
https://gce.globis.co.jp/column/mail.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━東日本地区Vol.195 (2016.5.25)━
いつもお世話になっております。
イノベーションを生み出す鍵は何でしょうか?
「イノベーションを創りだすのはリーダーシップだ」と、革新的な創薬企業
であるベーリンガーインゲルハイム ジャパン代表取締役社長、鳥居 正男氏は
語ります。そのリーダーシップの根幹とは? どうすればそのようなリーダーに
なれるのか? 今号の【読み物】をご覧ください。
┏━━CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【1】【読み物】ベーリンガーインゲルハイムジャパン社長が語る、
イノベーションとリーダーシップ
【2】【無料セミナー・体験セッション】6月開催のご案内
【編集後記】社会起業家に学ぶイノベーションへのアプローチ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
───────────────────────────────────
【1】【読み物】ベーリンガーインゲルハイムジャパン 代表取締役社長
鳥居正男氏が語るイノベーションとリーダーシップ
———————————————————————-
ベーリンガーインゲルハイムはドイツに本社を置き、革新的な新薬創出で
知られる世界トップクラスの製薬企業です。「人を切らない経営」としても
よく知られる同社の独自の経営スタイルと共に、イノベーションを輩出する
リーダーシップについて同社社長が語られた講演レポートをお届けします。
⇒詳細:https://pages.globis.co.jp/WP_DL_20160525.html
───────────────────────────────────
【2】【無料セミナー・体験セッション】5~6月開催のご案内
———————————————————————-
◆5/31(火)15:00~17:00 開催間近!
オンライン教育の効用とは
~グロービスのオンラインクラス説明会~
弊社では、新たな教育の形として、昨年度よりインターネット上で講師と
受講者がリアルタイムで対話を行う形式の教育サービスを開始いたしました。
本説明会では、オンライン教育の効用や本サービスのご紹介の他、実際に
パソコンを利用してオンラインクラスをご体験いただきます。
⇒お申込み・詳細:https://gce.globis.co.jp/seminar/tokyo/20160531
◆6/16(水)14:00~17:00
クリティカル・シンキング(論理思考)体験セッション
弊社では、適切な質問を投げかけ、部下の考える力を高めるスキルを身に
つけていただくことを目的とした質問力プログラムを提供しております。
本セミナーでは、質問力プログラムの一部をご体験いただくともに、部下の
育成における質問力の必要性等を参加者の皆様と考えを深めてまいります。
⇒お申込み・詳細:https://gce.globis.co.jp/seminar/tokyo/20160616
◆6/21(火)14:00~17:00
人材育成プログラム策定術セミナー【初級編】
~戦略的人材育成プログラムの策定手法とは~
本セミナーでは人材育成業務のご経験が比較的浅い方(2年以内)を対象に、
“教育投資の効果を高め、求められる人材を育成する”ためのプログラム策定
のプロセスや重要なポイントを皆様にご紹介致します。
⇒お申込み・詳細:https://gce.globis.co.jp/seminar/tokyo/20160621
───────────────────────────────────
【編集後記】社会起業家に学ぶイノベーションへのアプローチ
———————————————————————-
今号の【読み物】でご紹介した講演の中で、ベーリンガーインゲルハイム
ジャパンの鳥居社長は、社会変革に挑む社会起業家たちとのコラボレーション
から多くを学んだと語られています。
「社会起業家たちの活動は、……ある問題に怒りを抱いたら見て見ぬふりを
したり文句を言ったりせず、不屈の精神、揺るぎない情熱、目標に向けた
意思や共感力を持って関わる人の参加を促していく」(ご講演より)
イノベーションには新しい発想が重要です。しかしながら、多くのビジネス
リーダーは従来業務の延長線上に視野が限られ、新しい発想が生まれにくく
なっているのが現状ではないでしょうか。
そのような発想の限界に対する視野の広げ先として「社会問題に目を向ける」
ことへの関心が高まっています。
たとえば弊社のご協力している事例ですが、福島の復興に関わる社会起業家との
交流を企業研修に取り入れるプログラムが生まれています。
→凸版印刷、グロービス、あすびと福島、復興事業創出の研修プログラムを
共同開発 http://www.globis.co.jp/news/release/20160301_globis.html
またプロボノ(プロによるNPOへのボランティア支援)のような働き方も注目
されています。
従来、日本においては、松下幸之助の水道哲学をはじめとして多くの企業が
社会貢献を目指してイノベーションを生み出してきました。そういう意味では、
ビジネスのイノベーションと社会起業家的なアプローチの親和性が高い日本
企業は多いのではないでしょうか。
「他人のニーズが見えない<心の盲目>に気づいていただきたい」
(ある社会起業家の言葉)
恵まれた日本の環境で<心の盲目>に陥らないためにどうするか?
営利・非営利にこだわらず、一人一人のビジネスパーソンが社会に向かう
アンテナを立てることが求められているのかもしれません。 (辻田)