組織風土改革

企業環境の変化を支える経営のソフトイシュー

市場の激しい変化に伴い、グローバル化やM&Aなど企業を取り巻く環境も急速に変化を重ねています。異種多様な文化が力を合わせ大きな挑戦に立ち向かわなければならない中で、それを支える仕組みとして期待を寄せられるのが組織風土改革です。個人のスキルアップに加え、組織全体のベクトルを合わせることの重要性は多くの企業が感じているのではないでしょうか。

組織風土改革の代表例としては「理念浸透」や「組織活性化」などが挙げられます。

  • 理念やウェイと言われるものは存在はしているものの、額縁化している
  • 組織風土改革調査で、組織活性していない状況が顕著に表れてしまった
  • 経営統合後の組織融合を早くうまく進めたい
  • 海外拠点で経営の現地化を進めるにあたり、マネジメントのベクトルを合わせたい

上記は一例ですが、グローバル化イノベーションに取り組む多くの企業が一度は直面する共通の課題ではないでしょうか。ここでは、「理念の浸透」をテーマに取り上げます。

理念浸透のためのアプローチ

弊社では、お客様企業の戦略の方向性を踏まえつつ、理念浸透という変革に対し、下記のように取り組みます。

  • 理念浸透までのプロセス理解と難所把握
  • 変革を成し遂げるためには、ただやみくもに取り組むのではなく手順が必要です。
    理念が従業員に浸透しているというのは、理念が認知され→理解され→行動に至る、というプロセスを経て定着に至っている状態を指します。このように組織変革を進めるためのプロセスをまずは明確に示し、それぞれのフェーズで目指す状態の定義や、プロセス間の難所の存在を認識した上で、各種施策を検討・実行していくことが肝要です。

  • 理念浸透の担い手となるメンバーの巻き込み
  • 理念浸透を推進していく上では、十分なパワーを備えた変革の旗手を集めてプロジェクトを築いていくことが必要ですが、幹部層や中堅管理職、若手リーダー等コアとなる人材の行動の指針になるまで理念が浸透しているケースはほとんどありません。
    その要因としては、理念というものがそもそも経営上どのように位置づけられるものなのかという重要性や、理念が経営にもたらす効果・効用が理解されていないこともありますが、何よりもリーダー自身の原体験や価値観が曖昧なためが体内化することができないことも大きな阻害要因となっています。

理念浸透にあたってのグロービスの特長

①一人ひとりへの腹落ちを促すファシリテーションスキル
複数の理念浸透プロジェクトの他社実績と、多くの役員・経営陣を対象としたセッションの実績から、そこで培った「理念の重要性の腹落ち」と「理念を額縁の言葉ではなく、各人の価値観や想いと結び付き」を図るファシリテーションスキルを強みとしています。

②理念のベースとなる “志”をど真ん中に据えたサービス提供
他の研修会社やビジネススクールと異なり、“志(ミッション)”や“社会的価値(バリュー)”を中心に据えたカリキュラムの設計および提供をしています。

③理念浸透の営み・肝・難所に対する肌感覚の理解
グロービス自身が理念の浸透を日常の経営活動に組み込み体現していることから、ロジックやあるべき論に閉じない実体験に基づいた具体的かつ現実感のある勘・コツ、工夫をお伝えすることが可能になっています。

その他組織変革イシューに関して

上記に掲げた「理念浸透」だけでなく「理念策定」のお手伝いや、「組織活性化」を狙いとしたプロジェクト等も
実施しています。

組織風土改革に関する弊社サービスの活用事例は、こちらからご覧ください。

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