事業革新リーダー育成 ~On the Project Training~

事業部の革新プロジェクトを通じて、変革と人材の成長を実現する

近年、人事部や事業部のトップから事業部の革新についての課題を良く伺います。

  • 人事部主催の研修(Off-JT:Off the Job Training)を充実させても事業部の現場で活用できていない
  • 事業部では業務指導(OJT:On the Job Training)が中心となり、育成できる視点の高さ・広さに
    限界がある
  • 事業部の革新と人材育成を繋げる仕組みを会社として整えられていない

ひとたび会社組織のなかで事業部門として確立すると、リーダーが強く革新を志向していたとしても、その通りに行かないことが多いのも現実です。一方で、ビジネスの本質は、より革新的なアイデア・サービスを追求し、具現化していくことにあるのです。どうすれば事業に革新をおこせるのでしょうか。

グロービスのアプローチ~ On the Project Training

グロービスでは、上のような悩みに対する一つの解決策として、OJT、Off-JTに並ぶ第3の選択肢として「On the Project Training」というアプローチを提案します。
事業部では、事業計画の策定や新規事業開発など、さまざまな革新プロジェクトが行われています。On the Project Trainingでは、それら事業部主体のプロジェクトを、事業リーダー候補にとって最高の成長機会と再定義し、プロジェクトメンバーの能力開発とプロジェクトに求められる成果創出に取り組みます。
優れたリーダーは過去の体験を通じ、たとえ小さくとも物事を変えていくことの意義、難しさと充実感を知っています。こうした成功体験が自信となり、原動力となり、事業の革新を前進させる力となっていきます。
変革に取り組む視点やスキルを養いながら、プロジェクトを成功に導く支援を通じて、この体験を持つ人材を組織に溢れさせること。それがOn the Project Trainingの狙いです。

On the Project Trainingのプロジェクト例

On the Project Trainingがめざす事業革新リーダー像
~自主自走できる人材~

On the Project Trainningがめざすのは、プロジェクトの成果を得ることと併せて、全体戦略との整合を常に意識しながら革新を追求して自主自走する人材を育成し、そのような人材が事業部の多数存在している状態を作ることです。

On the Project Trainingの3つの特徴

  • 事業の直接的な課題解決を目的とする
  • 事業部門が抱える課題解決を目的としたプロジェクト、そこにアサインされたメンバーが対象
    ビジョン策定、新規事業、事業戦略、マーケティング戦略など、事業部門が固有に抱えるテーマに全体戦略との整合を意識しつつ取り組む

  • プロジェクト成果と再現性の同時追求
  • プロジェクト参加者の思考や行動での躓きのポイントを踏まえ、成果創出に向けたプロセスを設計
    必要な知識・スキルを最適なタイミングで補い、プロジェクトの前進を後押しすることを通じて、参加者の実践知
    自信を深め、再現性を高める

  • 意見を引き出し、独自性のあるアイデア、コミットメントを促す
  • 参加者が意見をあげやすい場の設計を行う
    参加者から引き出されたアイデアを加味することで、独自性あるアウトプットを創出する
    要所で参加者に決断を促すことで、考え出したアイデアの実現にむけて自主自走するコミットメントを引き出す

On the Project Trainingに関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。