お問い合わせから実施までの流れとサポート
専任のコンサルタントがご相談から研修後のフォローアップまで伴走
グロービスは具体的な研修プログラムを提案する前に、お客様を深く理解するためのプロセスを設けています。研修施策は、企業の戦略実現のための人材を育成する一手段であり、当然ながら企業の経営戦略と整合していることが不可欠だからです。そのためお客様を取り巻く外部環境の変化や社内環境を踏まえ、戦略実現に向けて取り組むべき人材育成課題を特定するところから、お客様とともに考えてまいります。
さらに、研修の効果を最大化するためには、研修後に丁寧な振り返りを行い、受講者の行動変化を促すことが重要です。グロービスは研修の設計や準備・実施中のサポートはもちろん、研修のフォローアップにも力を入れています。専任のコンサルタントが、お客様にもっとも近い相談相手として、人材育成と組織開発を支援いたします。
お問い合わせ
ヒアリング
ご提案
受講へのお手続き
研修実施
フォローアップ
お問い合わせから研修実施までに必要な期間
お問い合わせフォームからご連絡をいただき、ご相談内容についてのヒアリングを行った後に、コンサルタントがお打ち合わせの場を設けます。お客様の状況やご相談の特性によって異なりますが、多くの場合は1回〜3回程度、お客様と対話しながら研修施策についての議論を進めます。このステップを経て具体的な研修プログラムを設計し、ご提案の運びとなります。
ただし研修の内容やプログラムの種類によっては、すぐにご提供できるものもございます。ご事情により研修の導入をお急ぎのお客様も、まずはご相談ください。コンサルタントが最善の提案をいたします。(お問い合わせフォームはこちら)
研修タイプ | お申し込みから研修実施日までの期間(目安) |
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企業内研修(講師派遣型) | 3か月程度~ |
スクール型研修 | 年4回の開講期(1月期、4月期、7月期、10月期)ごとに、開講前月の15日までにお申し込み ※15日が土日祝祭日の場合は前営業日まで |
eラーニング | 4〜8営業日程度 |
アセスメント・テスト(GMAP) | 4〜8営業日程度 |
企業内研修(講師派遣型)は、お客様の目的に叶うプログラムを設計するために、お客様との意見交換や適任の講師アサインなどを含めて、提供までにお時間をいただいております。
詳しい流れを研修タイプごとに説明しています。以下のページでご確認ください。
数多くの支援実績をもつコンサルタントに、些細な不安でもご相談ください
現状の整理と課題の言語化から支援
組織や人のお困りごとの背景は企業によって異なり、さまざまな要素が複雑に絡みあっていることがほとんどです。コンサルタントがヒアリングを行い、どのようなことが、なぜ、どうやって起きているのかの解像度を高め、優先的に取り組むべき課題を明らかにしていきます。
深い企業理解にもとづく研修プランの提案
企業によって実現したい戦略や目指す方向性は異なるため、必要な研修も企業ごとに異なります。そのため画一的な内容の研修プランを、いきなり提案することはいたしません。お客様との議論を通じて、経営戦略にもとづく人材育成コンセプト(テーマ)を設定し、「あるべき人材像」を導くことから始めます。そして現状とのギャップを埋めるための手段としての研修プランを設計し、ご提案いたします。
研修前・実施中・研修後の全プロセスに伴走
研修の効果を最大化するために、「研修をやって終わり」にしないフォローアップの体制があります。研修後にはお客様とともに内容を丁寧に振り返ります。さらに一定期間が過ぎたタイミングで社内の状況をヒアリングし、新たな課題や今後取り組むべきテーマについて議論させていただき、お客様の人材育成を長期的にサポートいたします。
コンサルタントのサポート内容
お問い合わせ
新規にお問い合わせをいただきましたら、まずカスタマーサクセスチームよりメールもしくは電話でご連絡を差し上げます。お客様が抱えている人材育成のお悩みのご相談や、グロービスの研修サービスに関する具体的な質問まで、カスタマーサクセスチームが丁寧に対応・返答いたします。
こちらのお問い合わせフォームからご相談ください(1-2分ほどでご記入いただけます)。
カスタマーサクセスチームからのヒアリング
当社からご返答をする際に、以下のような質問をさせていただく場合があります。お客様の課題感やご検討状況を踏まえ、より具体的な内容をお聞きする場合もございます。お客様のお役に立つ情報提供のため、可能な範囲でご協力いただけますと幸いです。
ご質問の例
- ご利用になりたいサービスはお決まりですか? それとも人材育成に関する幅広い情報収集をご希望ですか?
- お問い合わせいただいた背景について、差し支えない範囲で教えてください(例:デジタルを活用した新規事業の推進が課題となっており、DX人材の育成が必要になっている、など)
- スケジュールはお決まりですか? 研修の実施時期、上長への報告時期などお決まりでしたら、教えてください。
- 現時点でご検討済のことがあれば、可能な範囲で教えてください(例:対象は課長層、人数は20人、研修開始は半年後、など)
コンサルタントとの連携
サービスの利用に関心をお持ちいただいた場合は、担当のコンサルタントへおつなぎいたします。その際、お客様からお伺いした内容はしっかりと連携いたしますので、ご安心ください。お客様の状況・課題感を踏まえて、コンサルタントより詳細な説明と適切な提案をいたします。
サービスのご利用予定がない場合は、カスタマーサクセスからお客様への情報提供のみを行います。強引な営業活動は一切いたしませんので、安心してお問い合せください。
よくあるお問い合わせ内容への回答は「グロービスへよく寄せられる不安」をご覧ください。
ヒアリング
お困りごとの把握
担当コンサルタントが、お客様が抱えるお困りごとの詳細な内容や背景についてお伺いします。ヒアリングと言っても、一方的に質問ばかりさせていただくわけではないのでご安心ください。「こんなことが起きていませんか?」とお客様に投げかけながら、一緒に考えを深めていくことを目指します。自社について一番詳しいお客様のお話とグロービスの知見とを掛け合わせることで、お困りごとをより明確化し、対処すべき箇所とそれぞれの優先順位について整理していきます。
人・組織のお困りごとの背景や事情は、お客様によってさまざまです。例えば「若手社員の離職が増えている」というお困りごとの場合、その背景には企業や人が置かれている環境によって異なるご事情が存在します。
背景の例:
- 日々の仕事内容に意義を見出せない
- 上司や先輩との関係がうまくいっていない
- 評価・報酬の制度に不公平感がある
実際のビジネスの現場では、さまざまなことが複雑に絡み合って一つの事象が起きていることがほとんどです。ヒアリングによって、どのようなことが、なぜ・どのようにして起きているのかの解像度を高め、手を打つべき箇所を明確にいたします。
人材育成課題の特定
お困りごとの解決に向け、優先度の高い人材育成課題の特定を一緒に進めます。まずお客様をとりまく外部環境を理解し、事業戦略や組織体制を伺いながら必要な人材像を明確にします。グロービスでは人材育成課題を、お客様が描かれる人材の「あるべき姿と現状とのギャップ」と定義しています。
人材のあるべき姿を具体的に定義するために、議論を通じて以下3点の言語化をコンサルタントがサポートいたします。
- 育成対象者の方に、どのような役割を期待するか
- 役割を果たすうえで、どのような行動を起こす必要があるか
- 行動を起こすために必要なスキル・マインドはなにか
これらを明らかにすることで、研修で埋めるべき「人材育成課題」が明確になります。
職場で起きている事象や人材の現状については比較的お話いただきやすいのですが、「あるべき姿」を具体的に言語化することは難しい作業です。しかしながら「主体的に行動できる人材が必要」「管理職のコミュニケーション力が課題」など抽象的な表現のままにしていると、受講前後でどのような変化があればよいのかが特定しづらく、結果としてどのような研修内容・学び方を採用すべきかの判断が難しくなります。人材のあるべき姿の具体化にむけて、グロービスが伴走いたします。
ご提案
ヒアリング内容を基に、企業内研修(講師派遣型研修)、スクール型研修やアセスメント・テスト、動画学習といった様々なサービスを組み合わせたソリューションを提案いたします。
研修を実施する際に、そもそも現状のレベルが把握できていないままでは、人材育成課題が曖昧なままの進行となり、目指していたゴールに到達できない恐れがあります。そのような場合には、研修の前にアセスメント・テストを実施して現状のレベルを把握し、人材課題の解像度を上げた上で具体的な研修プログラムを提案することもございます。
また、具体的なプログラムだけではなく、受講者の選抜方法(指名、公募、階層別)や開催形態(リアル、オンライン)なども含めて、お客様の目的に一番かなう方法を考え、ご提案いたします。
提案内容にご不安・ご懸念が残る場合には、それらが払拭されるまで何度でも意見交換をさせていただきます。
お手続きから研修実施
詳しい流れを研修タイプごとに説明しています。以下のページでご確認ください。
フォローアップ
グロービスは、受講者の皆様が研修で学んだ内容を実務で活用し、さらなる活躍につながることを最も大切にしています。このため研修終了後に振り返りを行うことはもちろん、新たな課題や今後取り組むべきテーマなどについて議論させていただくことが可能です。担当のコンサルタントに、お気軽にご相談ください。
コラム
グロービスが培った人材育成の知見を、課題解決のヒントにお役立てください