役員研修(経営者研修)

執行役員研修

日経225企業
取引実績※1

88 %

企業内研修
有益度★★★★★※2

4.6

導入企業数

3,400 社/年

受講者数

42万 名/年

※1:2025年4月グロービス調べ ※2:2025年3月「テーラーメイド型プログラム」を除く平均値

執行役員研修とは

執行役員研修とは、自社の執行役員を対象に、経営戦略を現場に接続し、全社横断で実行を推進するために必要な思考力・判断力・実行力を高める学びの場です。
執行役員は、経営方針や戦略を具体的な施策へと落とし込み、実行することによって企業価値を創出する役割を担います。そのため、単なる知識習得に留まらず、「戦略を実行できるスキル」を養うことが重要です。

経営陣の役割の違いを示した図。左から順に「取締役」「執行役員」「部門長」の3つの役割が横並びで配置されている。上部にはそれぞれ「戦略を決める」「戦略を実行に変える」「現場で実行する」と役割の違いが示されている。取締役は「方向性の策定」「最終意思決定」を担い、執行役員は中央で強調表示され「実行の設計」「全社横断での調整・推進」を担う。部門長は「担当領域での実行」「現場での成果創出」を担う。3者は双方向の矢印でつながれており、相互に連携しながら戦略を実行していく関係性を表している図。

なお、「戦略を実行して成果を出す」という点は、現場の管理職にも共通して求められる役割です。ただし執行役員と管理職では、その前提となる視座と責任範囲が大きく異なります。
管理職が自部門やチームの成果最大化を主眼に実行を担うのに対し、執行役員には、全社最適の観点で実行のあり方を設計し、部門や機能の枠を越えて推進することが求められます。執行役員は経営の意思決定に関与しながら、その意図を組織全体に浸透させ、実行につなげていく、という点において、より広い責任と高度な判断が求められる役割といえます。

執行役員に特化した研修が必要とされる背景

執行役員に特化した研修が求められる背景には、主に以下の3点があります。

  1. 戦略実行の難易度が高まっているため
    変化の激しい現代においては、戦略を描く力に加えて、それを不確実な環境下でもやり切る力が、これまで以上に重要になっています。なぜなら、実行の前提となる市場環境や競争条件そのものが、実行の途中でも変化し続けるためです。
    執行役員は、状況に応じて意思決定の内容を見直しながら、関係者と調整を重ねて実行を前に進めることが求められます。だからこそ、実行の質を高めるための思考力や判断力が、これまで以上に求められています。
  2. 部門最適ではなく全社最適で判断する必要があるため
    執行役員には、部門単位の最適化に留まらず、全社最適の観点で意思決定を行うことが求められます。なぜなら、企業が抱える課題の多くは複数の部門や機能にまたがっており、個別最適の積み重ねでは全体としての成果につながらないためです。皆様の会社の執行役員は、自部門の利益を横に置いてでも、全社の利益を優先する判断を下せているでしょうか。
    現場で成果を上げて昇進した人ほど、これまでの成功体験や判断基準を強みとしてもっています。一方で、執行役員就任後は、求められる役割そのものが大きく変化します。具体的には、「特定の部門最適」や「短期的な成果」を追求する判断から、「全社最適」や「中長期の成果」を見据えた意思決定へとシフトすることが求められます。
    そのため、従来の思考パターンや行動パターンを前提としたままでは、期待される役割に十分に応えられない場面も生じます。こうした変化に対応するためには、視座や判断軸を再整理し、アップデートしていくことが不可欠です。
  3. 昇格後に、経営リテラシーを体系的に補う必要があるため
    執行役員には、全社最適の観点で意思決定を行うために、マーケティング、ファイナンス、法務、ITなど、幅広い領域に関する知識が求められます。なぜなら、企業の意思決定は単一の専門領域では完結せず、複数の観点を踏まえて判断する必要があるためです。
    一方で、多くの場合、執行役員は特定の専門領域での経験や実績をもとに任命されます。そのため、他領域の知識については断片的な理解に留まっているケースも少なくありません。その結果、意思決定の場面において論点を広く捉えきれなかったり、判断の前提が十分に整理されないまま結論を導いてしまう可能性もあります。
    こうした状態を防ぐためには、経営に必要な知識を体系的に学び、自らの判断軸として活用できる状態にしていくことが重要です。

執行役員研修を行わない場合に生じるリスク

こうした背景を踏まえると、役員研修を実施しない場合、経営において以下のようなリスクが生じやすくなります。

  • 戦略実行が個々人の経験や勘に依存し、判断の再現性や一貫性が失われる
  • 経営戦略の意図が現場に正しく伝わらず、実行の質が低下する
  • 部門や機能ごとの最適化が進み、全社としての意思決定に一貫性がなくなる
  • 部門間の利害調整が属人的になり、全社施策の推進が遅れる
  • 経営会議での判断と現場実行の間にずれが生じる
  • リスク判断や投資判断の基準が揃わず、重要施策の優先順位がぶれる

一つひとつは小さな問題に見えるかもしれません。しかし、これらが積み重なることで意思決定の質や実行の精度が徐々に低下し、結果として、企業の中長期的な競争力や持続的成長に影響を及ぼします。
だからこそ、執行役員の役割に即した学びの機会を設け、判断力と実行力を高めていくことが重要です。

執行役員に求められる役割

執行役員には、経営と現場をつなぐ中核的な存在として、複数の役割を同時に担うことが求められます。
具体的には、以下のような役割が挙げられます。

  1. 経営戦略を実行可能な形で設計する役割
    …戦略の意図を踏まえながら、具体的な施策やKPIに落とし込む
  2. 組織横断で実行を推進する役割
    …部門間の利害や優先順位の違いを踏まえながら、関係者を巻き込み、実行を最後までやり切る
  3. 全社最適の観点で意思決定する役割
    …特定の部門や機能の視点に偏らず、リスクとスピードのバランスを見極めながら判断する
  4. 経営と現場をつなぐ役割
    …経営会議・取締役会の意図を現場に翻訳し、現場の実情を経営に還流させる

執行役員研修の目的・ゴール

執行役員研修の目的、ゴールは以下の通りです。

目的経営戦略を確実に実行し、企業価値創出につなげるために、執行役員として求められる思考力・意思決定力・実行力を高める
ゴール経営戦略を自部門・自事業・全社施策に落とし込み、全社最適の観点から意思決定し、組織横断で実行を推進できる状態になっている

執行役員に求められるスキル・思考

前述の通り、執行役員に求められるのは「経営と現場をつなぐ力」です。経営と現場の双方を理解する立場だからこそ、その橋渡しの質が、戦略の実行力を左右します。
そのため、研修では以下のスキル・思考を重点的に強化することが重要です。

カテゴリ具体的なスキル・思考
戦略実行全社戦略を、自部門・自事業の意思決定や施策に落とし込み、実行可能な形に設計する力
全社最適部門最適に留まらず、複数の利害を踏まえて全社最適の観点で意思決定を行う視座転換力
財務・リスク経営数値や投資対効果に加え、ガバナンス・コンプライアンス・リスク管理の観点を踏まえて判断する力
合意形成経営会議や取締役との議論を前提に、意思決定の論点を構造化し、関係者との合意形成を図る思考力
人材育成次世代の経営人材育成を見据え、組織として持続的に成果を生み出すためのマネジメント力

取締役研修や役員研修(経営者研修)との共通点・違い

執行役員研修と取締役研修は、いずれも経営視点や意思決定力を高める点では共通しています。一方で、担う役割の違いにより、研修で重視するテーマは異なります。
役員研修(経営者研修)はこれらを包括する概念として、経営チーム全体の意思決定力を高めることを目的とします。
具体的な違いは以下の通りです。

執行役員研修取締役研修役員研修
(経営者研修)
対象者執行役員
(経営と現場をつなぎ、戦略実行を担う人材)
取締役
(企業の方向性を決定し、最終意思決定を担う人材)
取締役・執行役員など経営チーム全体
共通点経営視点や意思決定力を高めることを目的とし、経営戦略・財務・ガバナンスなどの体系的な知識習得に加え、リーダーとしての志や使命感、判断力を磨く
違い経営戦略を実行計画・KPI・組織横断施策に落とし込み、全社最適の観点で利害調整を行いながら、成果につなげる力を強化する中長期の企業価値向上を見据え、戦略を構想し、最終的な意思決定を行う力を強化する経営チームとしての共通認識や判断基準をつくり、意思決定と実行の連動を強化する

このように、執行役員研修と取締役研修では、求められる役割の違いに応じて重視すべきテーマが異なります。
なかでも新任の執行役員には、就任直後に求められる視座転換や判断軸の獲得、全社横断での戦略実行力の強化といった観点から、本テーマへのニーズが特に高いといえます。

執行役員研修の内容・テーマ

執行役員研修では、戦略を実行に移し、成果につなげるために必要なテーマを体系的に扱います。主な内容は以下の通りです。

  • 経営戦略の理解と実行
  • 全社視点からの意思決定
  • 財務・数値を踏まえた判断
  • ガバナンス・コンプライアンス・リスクマネジメント
  • 経営会議・取締役会を見据えた論点整理と合意形成
  • 組織を動かすリーダーシップ
  • リーダーとしての志・使命感の醸成 など

重点的に扱う内容は受講者の役割や課題に応じて異なりますが、いずれの場合にも共通するのは、執行役員という立場ならではの責任と意思決定の特性を踏まえる必要があるという点です。執行役員が戦略を実行に移す過程での判断や調整の積み重ねは、企業の成果や競争力に直結します。だからこそ、体系的に学び、判断軸を磨くことが求められます。

グロービスの執行役員研修のプログラムと提供形態

研修の実施手法・形式は、グロービスから講師を派遣し自社社員のみで受講する「集合研修(講師派遣型)」、他社の受講者と共に学ぶ「スクール型研修(公開講座)」、場所や時間を限定せずオンライン動画で学ぶ「eラーニング」の大きく3つに分類されます。
執行役員研修では、全社横断での意思決定力や戦略実行力を高める目的に応じて、集合研修・スクール型研修・eラーニングを組み合わせる設計が有効です。

研修の実施手法・形式

グロービスでは、ご予算・研修期間・受講者のレベルに応じて、最適な手法を柔軟に組み合わせたご提案が可能です。また、効果測定や研修の仕組みづくりまで、お客様の育成施策を全方位的にサポートいたします。

講師陣・専門家の紹介

執行役員に求められるのは、理論の理解だけではなく、実際の経営判断や組織横断での実行に活かせる実践知です。そのためには、実務に根ざした知見をもとに学びを提供できる講師の存在が欠かせません。
グロービスの研修には、独自の厳しい基準をクリアした人材のみが講師として登壇します。講師は経営者やコンサルタントなどの実務経験をもち合わせる、ビジネスのプロフェッショナルでもあります。数々のクラスで磨き込んだティーチングスキルによって、受講者が考え、アウトプットするための場づくりを行います。

グロービスの講師の選定基準

以下にご紹介する講師の他にも、多様な専門領域をもつ講師が多数在籍しています。

グロービス講師_芹沢宗一郎
グロービス講師_林恭子
グロービス講師_内田圭亮
グロービス講師_花崎徳之

こうした講師陣が登壇する研修プログラムを、ここから提供形態別にご紹介します。

経営合宿(役員合宿)

全社変革や中期経営計画の推進、新規事業の立ち上げ、組織再編など、部門横断での認識合わせが必要なテーマでは、執行役員を含む経営チームでの合宿型プログラムが有効です。なぜなら、日常業務から離れた環境で集中的に議論を行うことで、戦略の意図や優先順位について深い共通認識を形成しやすくなるためです。
グロービスでは、役員合宿のプログラム策定と当日のファシリテーションを行います。プログラム策定においては、参加者の現状(マインド・スキル・行動、参加者同士の関係性)を念頭に、経営アジェンダが有効に議論できるよう、適切なコンテンツ(事業の重要アジェンダの議論、相互理解・信頼関係の構築、理念・ビジョン浸透など)と、ファシリテーションの進め方を設計します。

スクール型(公開講座)

スクール型研修は、様々な業界・業種のビジネスパーソンが集まる「他流試合」型の研修手法です。執行役員にとっては、社内の常識を外して視座を引き上げ、他流試合を通じて判断軸を磨く機会として有効です。
社外ならではの緊張感の中で議論を重ねることで、固定化しがちな視点や思考を見直し、新たな価値観に触れながら自身の判断軸や「持論」を磨く機会を得られます。加えて、社外の人的ネットワークを築くことで、鮮度の高い情報や客観的なフィードバックを得ることも期待できます。

項目内容
実施形式リアル/オンライン(※一部科目はオンラインのみ)
受講期間3か月(全6回または全12回)
研修時間1回3時間
費用体系1名あたり料金制

リアルとオンラインの両方で提供しており、各社1名様からの参加はもちろん、集合研修(講師派遣型)と組み合わせた長期プログラムとしても活用いただけます。個々のマネジメント層の課題に応じ、基礎から実践まで幅広い科目を選択可能です。
グロービスでは、経営層・マネジメント層向けの「グロービス・エグゼクティブ・スクール」、幅広いビジネスパーソン向けの「グロービス・マネジメント・スクール」を開講しています。
また、学位(経営学修士)の取得を目指す「グロービス経営大学院」を企業派遣でご利用いただくことも可能です。

グロービスのスクール型研修の全体像

グロービス・エグゼクティブ・スクール

将来の経営幹部の養成を目的に、マネジメント層向けに開発したスクール型研修プログラムです。育成目的やキャリアに合わせて全7プログラムから選択し、自社をけん引するリーダーに必要な経営スキルを体系的に学べます。

知命社中

7か月、全18日のプログラムによって、知と軸を磨き、使命を自得する転機の場です。各界の第一人者が投げかけるエッジの効いたメッセージ、参加役員同士の率直かつ忌たんのない高質な議論などを通じ、リーダーシップを磨き込むことを目指します。

グロービス経営大学院

累計卒業生数は約10,679名(2025年3月現在)と、日本で最も選ばれている経営大学院です。経営に必要なスキルとマインドを約24科目・標準2年(~最大5年)で体系的に学習し、経営者と同じ目線・共通言語をもった次世代リーダーを育成します。

集合研修(講師派遣型)

集合研修は、自社社員のみを対象に、グロービスから講師を派遣して実施する研修手法です。執行役員にとっては、自社の経営課題や中期経営計画、事業ポートフォリオ、人材戦略などを題材に設計できるという点で、実務に最も接続しやすい形態です。
部門を越えて複数の社員が同時に受講することで、組織内の共通言語形成につながり、部門間の円滑な連携の一助となります。
体系化された内容を個社ごとに組み合わせる定型プログラムと、各社の個別課題に対して内容を設計するテーラーメイド型プログラムの二種類をご用意しています。

項目定型プログラムテーラーメイド型プログラム
実施形式リアル/オンラインリアル/オンライン
研修期間1日~(柔軟に設計可能)数か月~(柔軟に設計可能)
所要時間リアル:1日7時間~

オンライン:1日3時間×2回~
リアル/オンライン:1日3.5時間~
費用体系1プログラム当たり料金制プログラムにより異なる

どちらの形態でも、基礎知識・スキルを習得するものから実践度合いを高める応用的なものまで、個々のマネジメント層の課題に応じた研修プログラムをご提案します。さらに講師数470名と国内最大級の研修体制をもっているため、大規模な研修でも問題なく実施できます。

ここでは一例として、4つのプログラムをご紹介します。

集合研修のプログラム例
1.戦略・マーケティング系プログラム「経営戦略 ~戦略思考による意思決定~

2.リーダーシップ系プログラム「ミドル・シニア向けリーダーシップ

3.アカウンティング・ファイナンス系プログラム「アカウンティングと意思決定

4.リーダーとしての使命感を育むプログラム「使命感醸成プログラム ~自らの“志”の源を感じとる~

1.戦略・マーケティング系プログラム「経営戦略 ~戦略思考による意思決定~

このような方におすすめ
全社視点で戦略を捉え、自社の競争優位につながる意思決定力を高めたい方に最適です。

プログラム内容
経営戦略の基本フレームワークを理解したうえで、業界構造や市場特性を分析し、競争のルールやKSF(重要成功要因)を読み解く力を養います。さらに、自社の課題を特定し、解決策のオプションを比較しながら意思決定を行う判断軸を磨きます。
受講後は、経営課題を構造的に捉え、全社最適の観点から意思決定を行う力を高められます。

ねらいとゴール

プログラム
のねらい
経営戦略の基本フレームワークの理解をベースに、環境を分析し、戦略を立案する思考力を鍛え、経営者の視点で意思決定を行う力を養う
ゴール
(受講後の状態)
  • 経営戦略立案に必要となる基本フレームワークと思考の型を身に付けている
  • 全社視点に立ち、自社の競争優位を構築する戦略意思決定を行う際の要諦を押さえている

2.リーダーシップ系プログラム「ミドル・シニア向けリーダーシップ

このような方におすすめ
自社の理念や戦略を再確認しながら、様々なステークホルダーとともに変革を推進したい方に最適です。

プログラム内容
企業理念・ビジョン・戦略の関係性を理解し、組織を方向づけるリーダーとしての役割を再認識します。併せて、変革のステップや文化醸成のメカニズムを学び、メンバーの価値観を擦り合わせながら組織を変革に導くアプローチを探ります。
受講後は、理念を軸に組織の一体感を高め、社内外のステークホルダーとともに持続的な変革をリードできるようになります。

ねらいとゴール

プログラム
のねらい
企業理念、ビジョン、戦略を押さえ組織全体を方向づけし、メンバーの価値観を合わせながら新しい行動様式を醸成し、組織を変革へと導く人材を育成する
ゴール
(受講後の状態)
  • 企業理念、ビジョン、戦略の階層を理解する
  • 組織文化がいかに醸成されていくか理解する
  • 目指すべきリーダー像を明確にし、将来に向けて自分が取るべき行動や気構えのヒントを得ている

3.アカウンティング・ファイナンス系プログラム「アカウンティングと意思決定

このような方におすすめ
財務情報から事業の構造や課題を読み取り、より精度の高い経営判断を行いたい方に最適です。

プログラム内容
財務諸表から企業の戦略や事業モデルの特徴を読み解き、収益構造や課題を定量的に把握する力を養います。さらに、コスト削減と運転資本の最適化といったトレードオフの場面を題材に、経営上の意思決定プロセスを実践的に学びます。
受講後は、数字を経営の共通言語として活用し、戦略と財務の両面から最適な判断を導けるようになります。

ねらいとゴール

プログラム
のねらい
ビジネスシステム(定性)とその財務上(定量)の特徴から、課題を抽出するプロセスを理解する。そのうえで、課題解決のための意思決定の場面を実際に体感し、定量的視点も押さえた意思決定能力を高める
ゴール
(受講後の状態)
  • ビジネスシステム、戦略(定性)と、財務上の特徴(定量)より、そのビジネスが抱える課題の仮説を立てる思考のきっかけを掴んでいる
  • 戦略の変更により、財務がどのように変化するか、そして財務上どのような課題が生まれるかまで考えて意思決定する必要性を認識している
  • 財務的視点からの定量分析が、経営の意思決定において必要不可欠であり、財務スキルをさらに高めていく意識をもっている

4.リーダーとしての使命感を育むプログラム「使命感醸成プログラム ~自らの“志”の源を感じとる~

このような方におすすめ
執行役員としての使命を見つめ直し、自らの志を軸に組織を導きたい方に最適です。

プログラム内容
想像を絶する難題に立ち向かったリーダーの実例を通じて、自身の使命や生き方の本質を考察します。議論や内省を重ねながら、自らが大切にしたい想いや志を言語化し、経営判断や組織運営の軸として定めます。
受講後は、どのような状況でも自らの信念を基点に判断し、組織に前向きな活力をもたらすリーダーとしての心構えが明確になります。

ねらいとゴール

プログラム
のねらい
想像を絶する難題に立ち向かった人物を鏡に彼我の差を考察し、組織を率いるリーダーとしての自身の使命や生き様はどうあるべきかという問いに向き合う
ゴール
(受講後の状態)
  • リーダーとして事を成すうえで、根底にある想い・志が重要であることが理解できている
  • 困難な状況下でも組織に前向きな活力をもたらすリーダーの心構えがイメージできている
  • 自身が大切にしたいことが明らかになり、自らの仕事への使命感が高まっている

eラーニング

eラーニングは、時間や場所を選ばず、幅広い社員に平等な学習機会を提供できる研修手法です。組織全体の知識・スキルの底上げや、自律的に学ぶ文化の醸成に適しています。
グロービスの学習理論に基づく体系的なプログラムで、時代の変化に対応できるビジネスパーソンの育成を支援します。
執行役員においては、eラーニング単体で完結させるのではなく、集合研修などと組み合わせて活用することが有効です。研修に向けた知識の事前インプットや、経営チーム内での共通言語形成の手段として活用することで、学びの効果を高められます。

グロービス学び放題

項目内容
実施形式オンライン
契約期間6か月/12か月/36か月
研修時間1コース 10分~1時間前後(コースにより異なります)
費用体系1IDあたり料金制(最小10ID~)

グロービス学び放題は、AI・DXなどの最新テーマから普遍的なビジネス知識までを、グロービス品質で体系的に提供する学習プラットフォームです。
AIが学習パートナーとして理解度や成果を可視化し、次に学ぶべき内容を提示。動画視聴に留まらず、「測る→学ぶ→成長する」仕組みとして機能し、一人ひとりに最適化された自律的な学びと実務への応用を後押しします。
なお、英語版コンテンツも提供しており、グロービスが培ってきたビジネスナレッジや実務で活かせる幅広いビジネスの知見を、世界中で学ぶことができます。グロービス学び放題をご契約いただければ、どなたでも視聴できます。

eMBA

項目内容
実施形式オンライン
受講期間3か月
研修時間1科目3~25時間(科目により異なります)
費用体系1科目あたり料金制

グロービスMBAのエッセンスをストーリーと事例で学ぶ、アウトプット強化型の eラーニングです。
「グロービスMBA科目」、「時代の変化に対応するためのショート科目」に加え、「AI対話トレーニング科目」を厳選して提供。身に付けたい知識やキャリアに応じて1科目から受講いただけます。

アセスメント・テスト (GMAP)

GMAPはビジネスパーソンの能力を客観的に測定するテストです。「考える力・論理思考(クリティカル・シンキング)」と「経営知識・マネジメント(ビジネス・フレームワーク)」を測定領域とし、ビジネスパーソンの理解度と実践度合いを測定します。
累計78万人(2025年3月時点)の受験データをもとに、日本のビジネスリーダー層と自社社員のスキルレベルを比較することができます。研修前の課題抽出や研修後の効果測定はもちろん、昇格試験や評価指標としても活用でき、データに基づいた精度の高い育成施策の立案をサポートします。

学習管理システム(GLOPLA LMS)

GLOPLA LMSは、研修運営のノウハウを熟知したグロービスが開発した学習管理システムです。
研修効果を測定・可視化することで、成長や成果を人事・社員の双方で実感できます。また、システム内で受講者の上司を巻き込む各種機能により、部下の学びを現場の配置や育成に活かすことも可能です。
さらに「グロービス学び放題ライト※」の活用や研修情報の一元管理により、自律的な学習を後押しします。加えて、グロービスのコンサルタントが育成体系の設計から活用定着まで伴走し、LMSを組織の力として根づかせます。

※「グロービス学び放題」から厳選された一部のコンテンツを、GLOPLAにて無償で視聴できる機能

執行役員研修を成功させるポイント

執行役員研修を成功させるには、次の3点を意識することが大切です。

執行役員研修を成功させるポイント
1.経営戦略に直結するテーマを設定する

2.組織横断での実行を前提とした学びの場を設計する

3.実務への接続と継続的な実行を促す仕組みをつくる

1.経営戦略に直結するテーマを設定する

まず重要なのは、経営戦略に直結するテーマを設定することです。なぜなら、執行役員に求められるのは、経営戦略を具体的な施策へと落とし込み、成果につなげる力であるためです。一般的な知識のインプットで終わらせるのではなく、「自社でどう適用するか」まで踏み込んだ設計にしましょう。
例えば自社が「新規事業創出」を戦略として掲げている場合には、「どの領域に投資すべきか」「既存事業とのシナジーをどのように生み出すか」「撤退基準をどのように設計するか」といった、具体的な判断方法や進め方を扱うことが有効です。

2.組織横断での実行を前提とした学びの場を設計する

続いて、組織横断での実行を前提とした学びの場を設計することも重要です。なぜなら、執行役員は部門の枠を越えて戦略を実行し、成果を出す役割を担うためです。個人の思考力を高めることに加えて、 「部門間の連携や意思決定を行う力」も強化することが大切です。
例えば、全社的なコスト削減や投資判断をテーマに、「どの部門の施策を優先するか」「短期利益と中長期成長をどう両立するか」といった、部門横断での意思決定を題材にしたディスカッションを取り入れることが有効です。これにより、全社最適の観点で意思決定し、組織を動かす力を高められます。

3.実務への接続と継続的な実行を促す仕組みをつくる

最後に、実務への接続と継続的な実行を促す仕組みをつくることが重要です。なぜなら、研修で得た知識やスキルは、実務に活かされて初めて価値を生むためです。研修の場での学びに留めず、実際の業務で行動変化を起こすことを前提とした設計にしましょう。
例えば、研修終了時に具体的なアクションプランを策定したり、定期的なフォローアップや振り返りの機会を設けたりすることで、実行の質を高められます。
併せて、経営会議での議論の質、部門横断施策の進捗、アクションプランの実行率など、研修後の変化を測る指標を設計しておくことが望ましいです。こうした仕組みにより、学びを一過性のものにせず、継続的な実行と成果創出につなげることができます。

執行役員研修が形骸化してしまう典型的なケース

これらの「成功のポイント」を意識しないまま進めてしまうと、十分な効果を得られず、執行役員研修が形骸化してしまうことがあります。実際に見られる典型的なケースとして、次のような状況が挙げられます。

  • 経営戦略や現在の経営課題と紐づかないテーマが設定され、研修内容が「一般論」に留まってしまう
  • 経営層として求められるガバナンスやリスク判断の観点が扱われず、実務上の重要な意思決定に結びつかない
  • 部門横断での意思決定や調整といった観点が不足し、個人単位の学びに留まってしまう
  • 単発の研修で終わり、その後の行動変容が起こらない

このような状態では、研修自体は実施されていても、戦略実行力の向上や企業価値創出にはつながりにくくなります。だからこそ、前述した3つのポイントを押さえて設計することが大切です。

グロービスの執行役員研修の特長・成果

グロービスの執行役員研修は、企業ごとの経営課題や役員の役割に寄り添いながら、意思決定の質を高めることを重視しています。ここでは、研修設計の特長と、実際にお客様からお寄せいただいた声をご紹介します。

グロービスの執行役員研修の特長

1.経営戦略を研修プログラムへ落とし込める

グロービスのコンサルタントは大半がMBA(経営学修士)を取得しており、関係者と議論を重ねながら、企業が直面する経営課題を特定することが可能です。そのうえで、その課題を解決するための人材育成コンセプト(テーマ)と「あるべき執行役員像」を導き、研修プログラムへと落とし込みます。
また、年間3,400社に研修を提供している実績があり、執行役員向けのプログラムも充実しています。実際の経営課題をベースにしたケースメソッドやシミュレーションを中心に、「経営の意思決定」と「戦略の実行」双方に応用できる、実践的な内容をご提案します。これにより、執行役員に求められる「戦略理解」と「実行推進」を一体で強化できます。

2.グロービス独自の国内外ネットワークを活用できる

グロービスは、国内外のリーダーが交流する「G1サミット」やベンチャーキャピタルの運営を通じ、各分野の専門家との広く深いネットワークを保有しています。この強みを活かし、最新の経営テーマに関する知見を研修に取り入れることが可能です。
これらの知見を学ぶだけで終わらせず、「自社の戦略実行にどう活かすか」という観点で整理し、実務に紐づけるためのプログラムをご提案します。

3.研修後の実行・定着にもコミットする

執行役員研修で最も重要なのは、学ぶことではなく、それが実務で発揮され、戦略実行につながることです。グロービスでは、研修の企画・実施に加え、その後の実行フェーズまで見据えたご支援が可能です。

(ご支援の例)

  • 研修で扱ったテーマをもとに、自社の意思決定や施策にどう活かすか、具体的な打ち手を検討する
  • 研修終了時に策定したアクションプランについて、実行状況を共有・検証する場を設ける
  • 研修のアウトプットを踏まえた組織運営や人材育成に関するアドバイスを行う

お客様の声・研修の満足度

お客様のリアルな声と、研修に対する確かな評価をまとめました。

お客様の声

役員同士の目線合わせができ、変革のスピードが向上した

「DXカンパニーへの転換」という大きな変革のために、役員層が一枚岩になる必要があったため、2泊3日の役員合宿を実施しました。
当社の存在意義から議論を始め、様々な改革に対して「なぜやるのか」「何を目指しているのか」を腹落ちするレベルで議論できたのがよかったのでしょう。役員が全員、これらのチャレンジは当社に必要だと同じ目線で認識できました。自分たちの部下にも事前に情報を流してくれるため、役員それぞれがスピード感をもって変革を進められています。

富士通株式会社様の事例

経営幹部の間で共通認識が醸成され、議論の質が向上した

経営幹部には、部門や事業の枠を越えた横断的で高い視座をもち、課題解決に向けて率先して行動することを期待しています。そのため、執行役員のグロービス・エグゼクティブ・スクールへの派遣を開始しました。
役員クラスが一通り受講し終え、経営幹部層の間で、ビジネスを進めるうえでの共通認識が醸成されました。経営戦略を検討する場では議題を全員が深く理解し、目指すべき姿の議論ができるようになったことは大きな成果です。

三菱地所リアルエステートサービス株式会社様の事例

研修の満足度

研修の満足度イメージ

研修サービスの品質を支える体制

最新かつ実践的な教育コンテンツを届け続ける体制

グロービスの研究開発部門では、研修などの教育現場や、ベンチャーキャピタルの投資先から収集した最新のビジネス知見をもとに、独自の教育コンテンツを開発しています。
研究開発部門には現役・実務家講師が属し、研修/スクールプログラム、グロービス学び放題の動画教材、書籍、ウェブサイトなどのコンテンツを、ビジネスの現場で役立つ内容にブラッシュアップし続けています。

グロービスの研修サービスの品質を支える体制

執行役員研修の活用事例

富士通様:DXカンパニーへの転換を加速させた、役員合宿の取り組みと効用

富士通様:DXカンパニーへの転換を加速させた、役員合宿の取り組みと効用

DX(デジタルトランスフォーメーション)カンパニーへの転換、ジョブ型雇用の推進などの全社的な変革を前に、新役員陣の結束を固めることを目的として、2泊3日の役員合宿(経営方針の討議)を実行された富士通株式会社様。役員同士で目線合わせを行うことによって、変革のスピードが向上したことを実感されています。

導入前の課題
  • パーパス実現の一環である、DXカンパニーへの転換には根本的な改革が絶対だった
  • 大きな変革を前に、変革をリードする役員層が一枚岩になる必要があると感じていた

研修内容
  • 時田社長が考える富士通の存在価値や方向性が示され、同じ船に乗るんだという高揚感を芽生えさせた
  • 皆が富士通の存在意義に対する想いを吐き出し、それらを少しずつ現実的な中期戦略にブレイクダウンさせていった

成果・効果
  • 役員合宿前では想像できないくらい、経営会議の議論が活発化した
  • それぞれのチャレンジを皆が応援し合う関係性ができたことで、変革に対する積極性が増している
  • 役員が同じ方向を向き、パーパスの実現を目指して動き出す潮流が全社員に広がりつつあり、変革のスピードを加速させている

※インタビュー全文はこちらから:DXカンパニーへの転換を加速させた、役員合宿の取り組みと効用

三菱地所リアルエステートサービス様:役員層はエグゼクティブ・スクールへ通学。上位層からの組織変革に本気で取り組む

三菱地所リアルエステート様:役員層はエグゼクティブ・スクールへ通学。上位層からの組織変革に本気で取り組む

全社視点や全体最適に立った連携の意識、ならびに意思決定した事項の浸透などに課題を感じ、5年間にわたりグロービス・エグゼクティブ・スクールへの執行役員の派遣を継続された三菱地所リアルエステートサービス株式会社様。経営幹部層の間でビジネスを進めるうえでの共通認識が醸成されたことで、経営戦略検討会議での議論の質が変化したことを実感されています。

導入前の課題
  • 縦割り意識が強く、全社視点や全体最適に立った連携の意識、ならびに意思決定した事項の浸透に課題感があった
  • 人事制度改定の際、人材育成は上位層にも行うべきとの考えから、経営幹部層への研修を模索し始めた

研修内容
  • 自社の持続的成長に必要な要素を、社外の視点も含めて考えてほしいと考え、他流試合型であるグロービス・エグゼクティブ・スクールへの通学を決定

成果・効果
  • 派遣を始めてから5年が経ち、役員クラス25名は一通り受講し終えた
  • 経営幹部層の間で、ビジネスを進めるうえでの共通認識が醸成された。その結果、経営戦略検討会議では、議題を皆が深く理解し、目指すべき姿の議論ができるようになってきた

※インタビュー全文はこちらから:役員層はエグゼクティブ・スクールへ通学。上位層からの組織変革に本気で取り組む

執行役員研修のよくある質問

Q.経営に関する学習経験がない執行役員でも、研修の内容を十分に理解し、学ぶことができますか?

Q.多忙な執行役員がモチベーション高く研修に参加してくれるか不安です

Q.社内で昇進した執行役員と、外部登用した執行役員を同一の研修に参加させることは有効ですか?

Q.新任の執行役員と経験豊富な執行役員で、研修内容は異なりますか?

Q.執行役員研修では、ガバナンスやコンプライアンス、リスク管理も扱うべきですか?

Q.新任執行役員には、就任後どのタイミングで研修を実施するのが効果的ですか?

Q.執行役員のみの研修と、取締役も含めた役員全体の研修は、どのように使い分けるとよいですか?

Q.研修会社が多過ぎて、どのように選べばよいか分かりません

Q.他社の執行役員研修との違いは何ですか?

Q.研修の内容やスケジュールはどの程度調整してもらえますか?

Q.他社の執行役員とのネットワーキングの機会はありますか?

Q.問い合わせから研修の実施までどのくらいの期間が必要でしょうか?

Q.オンライン研修と対面研修、どちらが効果が出やすいですか?
経営に関する学習経験がない執行役員でも、研修の内容を十分に理解し、学ぶことができますか?

その場合は、研修前に事前課題を設定し、必要な基礎知識のインプットを行っていただくことや、研修中に読書会のような形でインプットの時間を取ることをおすすめしています。
具体的には、課題図書を読んで自身の琴線に触れたポイントをメモして議論する、学習用の動画を視聴して議論のベースとなる知識を事前に頭に入れておくなどがあります。
グロービスでは書籍や動画サービスも取り扱っているため、執行役員研修と併せてご提案可能です。

多忙な執行役員がモチベーション高く研修に参加してくれるか不安です

執行役員のモチベーションの源泉を探り、モチベーションが満たされるように働きかけましょう。
例えば「実務で成果を出すことが最重要(なので、研修で学ぶことに意味はない)」というモチベーションをもつ方であれば、社長から、研修の重要性や研修を通じてどのように成長してほしいかを直接伝える、他社の優秀な役員層との議論を通して研修での学びが成果につながった経験を共有する、などが有効です。

社内で昇進した執行役員と、外部登用した執行役員を同一の研修に参加させることは有効ですか?

研修の目的によって、最適な形は異なります。
経営課題の共有や組織変革の推進を目的とする場合は、社内昇進の役員と外部登用の役員が同じ場で学ぶことが有効です。共通のテーマで議論することで共通言語が形成され、バックグラウンドの違いを越えた一体感や、経営チームとしての意思決定・連携の質向上が期待できるためです。
一方で、外部登用した役員に対して、自社特有の事業構造や組織文化、意思決定の前提などを集中的に理解してもらうことを主目的とする場合は、別の場を設けた方が効果的でしょう。
グロービスでは、いずれの形式でも最大の効果を出せるよう、目的に応じて柔軟に設計のご提案をいたします。

新任の執行役員と経験豊富な執行役員で、研修内容は異なりますか?

はい、それぞれの期待役割に応じた異なる内容のプログラムを実施します。
新任役員向けの研修では、役員としての役割や責務の理解に加え、経営判断の前提となる知識の整理を重視します。具体的には、経営戦略やファイナンス、アカウンティングといった専門外領域の補完や、法務・コンプライアンス、コーポレートガバナンスなど、役員として不可欠な基礎リテラシーを身に付ける内容が中心となります。
一方、経験豊富な執行役員向けの研修では、過去の成功体験や既存の発想から一歩離れ、自身をアップデートすることに重点を置きます。内省を通じて判断軸を磨き直す学びや、次の時代を見据えて使命や哲学を深めるプログラムなどが挙げられます。
グロービスでは、お客様へのヒアリングをもとに、それぞれの課題・期待役割・経験レベルに合わせて最適なプログラムを設計いたします。

執行役員研修では、ガバナンスやコンプライアンス、リスク管理も扱うべきですか?

はい、重要なテーマとして扱うことをおすすめします。なぜなら、執行役員は事業の推進に加えて、法令遵守やリスクを踏まえた意思決定の責任を担うためです。
特に、投資判断や事業推進の場面では、スピードだけでなく「どのリスクを取り、どのリスクを避けるか」を見極めることが求められます。そのため、ルールを守るだけでなく、リスクを前提に意思決定する考え方を整理しておくことが重要です。
研修では、経営会議や取締役会での議論を想定し、どのようなリスクを織り込んで判断するかを扱うことで、実務に直結した学びにつながります。

新任執行役員には、就任後どのタイミングで研修を実施するのが効果的ですか?

就任後、なるべく早いタイミングで実施することが効果的です。なぜなら、役割に合わせて視座や判断軸を早期に切り替えることが、その後の意思決定や行動に影響するためです。その他には、中期経営計画の策定前、大規模な組織変革の開始前なども効果的です。
定期的に受講し、最新の経営知識やスキルをアップデートすることも重要です。グロービスでは、お客様の状況や課題に応じて、最適なタイミングをご提案いたします。

執行役員のみの研修と、取締役も含めた役員全体の研修は、どのように使い分けるとよいですか?

どちらが適しているかは、研修の目的によって異なります。
執行役員のみで実施する場合は、戦略をどのように現場に落とし込み、実行するかに焦点を当てた議論がしやすくなります。組織横断での連携や実行上の課題について、具体的に検討する場として有効です。
一方、取締役を含めて実施する場合は、経営戦略の意図や方向性について、経営チーム全体で共通認識を形成しやすくなります。戦略立案と実行の接続がスムーズになり、全社として一体感のある意思決定につながります。
研修で何を実現したいのかを明確にしたうえで、対象範囲を設計することが重要です。

研修会社が多過ぎて、どのように選べばよいか分かりません

複数の会社と打ち合わせすることをおすすめします。お客様の話を傾聴し、現状の把握を丁寧に行う研修会社をお選びください。経営に携わる役員層への研修では特に、企業の経営戦略を理解し、それを研修プログラムへと落とし込むことが重要です。そのためにはお客様の話に耳を傾け、寄り添う姿勢が欠かせないからです。

他社の執行役員研修との違いは何ですか?

グロービスの執行役員研修は、あらかじめ決まったプログラムを一律にご提供するのではなく、お客様の状況や経営課題に応じて、最適なテーマ・内容を組み合わせて設計しています。知識の習得に留まらず、ケースメソッドを活用し、経営の意思決定を疑似体験しながら、戦略思考とリーダーシップを磨ける点も特長です。
さらに、以下の点から「執行役員研修ならグロービス」をおすすめしています。

  • 役員研修の全ての範囲を提供できる
  • 豊富な役員研修プログラムをもっている
  • 各分野の専門家とのネットワークを有している
  • 各分野の専門家の話と経営を紐づけできる
  • 役員研修後の行動についてもコミットできる

※各項目の詳細は、こちらのページ(9章)をご覧ください。

 

研修の内容やスケジュールはどの程度調整してもらえますか?

お客様のニーズに合わせて、柔軟に提案いたします。事前のヒアリングにより経営課題や目指す方向性を深く理解したうえで、プログラムを設計いたします。
グロービスでは集合研修(講師派遣型)、スクール型、eラーニングなどの多様なサービスがあり、リアル・オンラインの双方で提供可能です。多忙な執行役員が参加しやすい形態をお選びいただけます。

他社の執行役員とのネットワーキングの機会はありますか?

スクール型研修では、異業種の役員と、クラス内で議論や意見交換を行う場を設けています。また、研修とは別の観点になりますが、役員や経営者が集うカンファレンスも実施しています。これらの機会を通じて、業界の枠を越えた人脈を形成し、多様な視点からの気付きを得られます。

問い合わせから研修の実施までどのくらいの期間が必要でしょうか?

お選びいただくサービスにもよりますが、例えば集合研修の場合、研修実施希望日の2か月前までにご契約書の取り交わしが必要となります。ご発注まである程度のご相談期間が必要であることや、お客様に適した講師を円滑にアサインすることを考慮し、お問い合わせから研修実施までは最低3か月程度を見込んでいただけますと幸いです。

オンライン研修と対面研修、どちらが効果が出やすいですか?

オンライン研修も対面研修も、それぞれの強みを活かせば十分に成果が出ます。グロービスでは、オンライン専用に設計されたコンテンツと、オンライン特有のファシリテーション力を備えた講師陣により、理解→アウトプット→定着まで一貫して学びを深めます。特に、勤務地が複数ある企業、勤務時間やタイムゾーンに幅がある組織、移動コストや宿泊を伴う負荷を避けたい場合には、オンライン研修がおすすめです。
詳しくは以下のページをご参照ください。
オンライン研修

お問い合わせ・資料請求

役員研修は、企業の状況や経営課題によって最適な設計が大きく異なります。特に執行役員においては、戦略の理解に留まらず、それをいかに実行に移し、組織として成果につなげるかが重要なポイントとなります。
グロービスでは、研修の目的や実施形態を丁寧に伺いながら、新任執行役員の立ち上がり支援から、経営チーム全体の戦略実行力強化まで、貴社の課題に応じたプログラムをご提案します。
まずはお気軽に、お問い合わせ・資料請求をご利用ください。

監修者・執筆者プロフィール

対話を重ねて最適な
プログラムを導きます

経験豊富なコンサルタント

画一的な研修をいきなり提案することはいたしません。
お客様固有の事情に寄り添ったプログラムを設計します。

まずは相談してみる

グロービスが
まるごとわかる3点セット

グロービスがまるごとわかる3点セットサンプル

サービス詳細、事例集、会社案内の資料を
一括でダウンロードいただけます。

今すぐ資料を申し込む

メルマガ登録

人材育成・企業研修に役立つメソッドをはじめ、
セミナー開催情報や最新のコラム情報などを週に一度お届けします。

メルマガを登録する