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サクセッションと連動し、10年かけて組織文化を変えた――ヤンマーのグローバル人材育成

ヤンマーホールディングス株式会社 2026.08.17
ヤンマーホールディングス株式会社


企業の持続的な成長において、次世代リーダーをいかにして選抜・育成し、適所に配置するかというサクセッション・プランニングは、多くの組織が直面する重要な経営課題です。しかし、実際にはこうした仕組みを整えることは非常に難易度が高く、実現に至っていないケースも少なくありません。

ヤンマーホールディングス様では2016年、次世代リーダーの選抜・育成・配置までを一気通貫で行うサクセッションの仕組み「ヤンマーグローバルタレントシステム(以下、YGTS)」を立ち上げました。今年で10年の節目を迎え、グローバルで活躍するリーダー人材の育成につながっています。

YGTSのもとには、主に次世代経営人材を対象とした「YGTS Advance プログラム(以下、本プログラム)」という育成プログラムがあり、グロービスは発足当初から本プログラムの企画・実施を、ヤンマーホールディングス様と共同で行っています。次世代リーダーたちの成長は、同社の組織全体のレベルアップや企業風土のアップデートにもつながっています。

本プログラムを企画・運営している人事部 人材開発グループ 課長 司尾 龍彦様、同グループ 足立 哲郎様にお話を伺いました。さらに、本プログラムを修了した谷川 幸博様及びSelena Galmon様より、プログラムを受講しての気づきや学び、またそれが現在の業務にどのように活きているのかコメントをいただきました。(役職はインタビュー当時)

はじめに:本プログラムの概要

「YGTS Advance プログラム」は、YGTSのサイクル(アセスメントによる可視化、Individual Development Plan(IDP:個人能力開発計画)の策定、教育、配置)のうち教育フェーズを担う、次世代経営人材の育成プログラムです。グローバルリーダーに求められる視野を理解し、経営の原理原則に基づいて自部署のビジョンを構想するとともに、変革を実践するリーダーとしての当事者意識を醸成することを目指しています。

本プログラムは、日本と海外拠点の対象者が、同じ設計のプログラムを日本語・英語それぞれで並行して受講する、ミラー型の構成になっています。プログラムは大きく3つのフェーズで構成され、まず参加者はグロービスのミドル・マネジメント・プログラム(MMP)等で経営スキルを習得し、社外の多様なビジネスパーソンとの交流を通じて視野を広げます。続く集合セッションでは日英両プログラムの参加者が合流し、日本と海外拠点のメンバーが共にグローバルな視点を持ちながら自社の戦略や組織課題への理解を深めます。最後に、参加者一人ひとりが経営陣の前で自事業のビジョンをストーリーとして語る最終報告会を経て、学びを実務の変革へとつなげるという内容です。

<プログラムの全体像>
<プログラムの全体像>

インタビュー:プログラム実施の経緯

科学的な根拠に基づいたサクセッションで、自社の持続的成長を目指す

司尾さん:

十数年前までの弊社では、事業経験や上司の評価などを総合的に踏まえて人材を選抜することが一般的でした。一方で、グローバル化の進展や事業環境の変化を踏まえると、より客観的なデータやアセスメントも活用しながら、次世代リーダーを計画的に育成する仕組みが必要になると考えていました。

当時はまだ人事データを本格的に活用する仕組みが十分に整っていない時代でした。しかし、私は「リーダー配置には、より客観性と納得感を高める方法があるのではないか」という問題意識を持ち続けていました。事業環境の変化が激しくなる中で、経験や直感だけに頼るのではなく、科学的な根拠に基づいてリーダーを選び、育てる仕組みが不可欠だと考えていたのです。

リーダーにふさわしい人を公正に選び、必要な教育機会を提供し、適切なタイミングで挑戦の機会につなげる。そして一度の結果だけで判断するのではなく、継続的に育成し、再びチャンスを提供していく。そんな透明性と納得感のあるサクセッションの仕組みをヤンマーに根付かせたいという思いを抱いていました。

社員には、公正な仕組みで正当に評価され、活躍してほしい

司尾さん:

十数年前、ホールディングス化のタイミングでグローバル人事機能が立ち上がることになり、私はそのメンバーとして「次世代リーダーを育てる仕組み作り」というミッションを担うことになりました。従来の人材配置の考え方を発展させる取り組みであったため、社内でもさまざまな意見がありました。

そのような中でも、多くの関係者と議論を重ねながら粘り強くこの仕組みを形にしようとしたのは、何よりもヤンマーという会社が好きだからです。また、私は長年人材採用を担当してきたので、自分が採用に関わった大切な社員たちが、公正な仕組みの中で正当に評価され、生き生きと活躍してほしいと心から願っていました。社員一人ひとりの可能性を広げるために、今ここで変革を進めなければならない――。その思いを形にしたのが、「ヤンマーグローバルタレントシステム(YGTS)」です。

人事部 人材開発グループ 課長 司尾 龍彦様
人事部 人材開発グループ 課長 司尾 龍彦様

プログラムの主な内容

導入時からフルセットで臨んだ、サクセッションの仕組み

司尾さん:

YGTSは、サクセッションの要素をフルセットで揃えた仕組みです。科学的根拠に基づいて経営リーダー候補を継続的に育成し、スキルとマインドを兼ね備えたリーダーが会社を率いるとともに、その次の候補者も充足されている状態を維持することを目的としています。

導入した当時、私たちはグローバルにおける重要なポジションを108に選定しました。一部にだけ導入して様子を見るのではなく、最初から全体設計として導入するという、当時としては非常に大きな変革でした。従来の配置の考え方を発展させる取り組みであったため、当初は社内からさまざまな意見もありましたが、各事業のトップと丁寧に議論を重ねながら、すべてのポジションに対して、3年後や5年後の後継候補者をそれぞれ2~3人ずつ選定・プールする仕組みを厳密に作り上げました。選ばれた候補者が実際にふさわしく成長しているかどうかは、委員会が毎年確認し続けています。常に最適なリーダーが重要な役割を担い、次の候補者も絶えず準備されている状態を維持すること。これがYGTSの土台にあります。

このYGTSという仕組みの中で、次世代経営人材層への教育フェーズを担うのが「YGTS Advance プログラム」です。

視座を高めるための場を、意図してつくる

足立さん:

本プログラムは、ヤンマーの次世代を担うリーダーとしての視座を上げることを目指しています。何をもって視座が上がるのかは時代によって大きく変わるものなので、プログラムの内容も毎年ブラッシュアップしています。プログラムの基本思想は大切にしながらも、サクセッションを担う取り組みだからこそ、新しい情報やビジョン、顧客価値など、今の時代に必要な要素を常に検討しています。

ヤンマーがこれまで培ってきた「モノづくり」を土台に、さらに「顧客価値創造」へと進化していく中で、社会環境やお客様の期待も変化し続けています。その中で、当社が世界にどのような価値を提供できるのかを考え、組織をけん引するリーダーへ成長するきっかけを得てほしいと考えています。

司尾さん:

実は本プログラムは、最初は日本語のみで実施していました。しかし、ヤンマーのグローバル化が進む中で、対象を日本人だけに絞る理由はありません。ですから、2022年頃から日英ミラー型に発展しました。もちろんこれは、運営する側も受講する側も大変にはなりますが、グローバルで同じ目的のもとに集い、共に学ぶこと自体に大きな価値があると思っています。

足立さん:

プログラムでは、所属部署で業務をしているだけでは気づきにくい視点や刺激を得られるよう、社外のビジネスパーソンや海外拠点のメンバーと交流する機会を多く取り入れています。

まず、参加者はグロービスのミドル・マネジメント・プログラム(MMP)等で学び、ビジネススキルを磨きながら、異なる業界の方々との交流を通して視野を広げてもらいます。

その後の集合セッションでは、日本と海外拠点のメンバーが同じ場に集って議論し、お互いから気づきを得ています。国や地域が違えば、仕事で培ってきた経験や知識も異なります。例えば日本はジェネラリストのキャリアを歩む人が多い一方、海外ではジョブ型で働くことが主流です。多様なメンバーで議論すると、同じテーマに対するアプローチや意見もさまざまです。日本のメンバーが自然に前提としている考え方に対しても、海外のメンバーから「なぜそう考えるのか」「別の視点もあるのではないか」といった問いかけが生まれることがあります。こうした相互の気づきや学びは、グローバルリーダーとしての視座を高めるうえで非常に重要だと考えています。

文化や言語の違いによって学びに差が出ないよう、グロービスの講師やコンサルタントの皆さんには使用するケース選定を配慮いただいたり、セッションで補足を入れていただいたりしています。

人事部 人材開発グループ 足立 哲郎様
人事部 人材開発グループ 足立 哲郎様

一段階上の立場の視座に立ち、自分の言葉でビジョンを語れるリーダーを育成

司尾さん:

育成プログラムで最終的に目指すのは、参加者が自事業のビジョンを語れるようになることです。「ヤンマー全体の課題解決」や「ヤンマーが世界にどのような影響を及ぼすことができるか」という大きな絵(ビジョン)を描き、それを語る。そして、メンバーがワクワクしながら一緒にがんばりたいと思える方向性を示せることこそが、当社の次世代リーダーには必要だと考えています。

ですから最終報告会では、参加者一人ひとりに自部署のビジョンを語ってもらいます。目の前の事業課題解決は一段若い層が担うようになったこともあり、Advanceプログラムの参加者には、さらに一段階上の立場の視座に立ち、自部署のビジョンをストーリーとして語ることを求めています。

この最終報告会を通して、参加者一人ひとりの覚悟や個性が鮮明に見えるようになりました。また、経営陣の前でビジョンを語る経験を通して、「自分がこの会社を変えていくんだ」という当事者意識を持つきっかけにもなっています。

最終日になると、誰もが誇らしげな表情をしていて、「こういうリーダーがヤンマーの未来を支えていくのだろう」と頼もしく感じます。

プログラムの成果

素養あるリーダーが組織のレベルを上げ、企業風土を作る

司尾さん:

この取り組みを10年以上継続してきた結果、今では各部署の中核を担う幹部の中にも本プログラムの卒業生が増えてきました。中には、子会社の社長を務める卒業生もいます。リーダーに必要な経営スキルやマインドを幹部層が獲得してきたことで、組織全体の議論の質も高まってきたと考えています。過去の慣習だけで物事を決めるのではなく、共通言語を持ってより建設的な議論ができるようになりました。

YGTSを続ける中で実感しているのは、必要な教育を受け、リーダーとしての素養を磨いた人が組織の要職に増えていけば、企業風土は少しずつ変わっていくということです。合理的に話し合い、開かれた意思決定を行うリーダーが増えることで、組織は着実にアップデートされていきます。

「ありたい姿」に向けて、粘り強く積み重ねてきたから今がある

司尾さん:

YGTSは、私自身も立ち上げ当初から関わってきた取り組みであり、非常に思い入れがあります。こうして10年もの間、進化しながらここまで続いているのは本当に素晴らしいことだと思っています。Advanceプログラムでは、社外のビジネスパーソンとの交流、日英合同セッション、オンラインとリアルの融合といった多様な場づくりを通して、スキルとマインドの両方を磨けるよう常に工夫を重ねてきました。このようなプログラムを実施できるのはグロービスがあってのものですし、困難を一緒に乗り越えてきた社内の関係者にも感謝しています。

足立さん:

経営層をはじめ、多くの関係者が強い期待を寄せているプログラムだからこそ、それぞれの立場からさまざまな意見が出ます。
参加者の思いや、運営側としての考えも含めると、時には方向性を丁寧にすり合わせる必要があります。そのような時こそ、本プログラムの本来の目的に立ち返ることを大切にしています。すると、それまでに出ていなかった第三のアイデアが生まれることもあるんです。経営陣の期待や参加者の学び、プログラムの目的を踏まえながら、よりよい形を粘り強く議論していくことが大切だと感じています。

こうした企画設計や議論の整理において、グロービスの知見に支えていただく場面は多く、悩んだ時にはいつも相談しながら進めています。

司尾さん:

とはいえ、まだ道半ばだとも思っています。一定の成果を感じている一方で、ヤンマーが目指す「ありたい姿」自体も、時代とともに常にアップデートされていくものなので、ゴールポストは変わり続けます。だからこそ、YGTSもその変化に合わせて、常に姿を変えながら動き続けたいと思っています。

(左)人事部 人材開発グループ 課長 司尾 龍彦様
(右)同グループ 足立 哲郎様
(左)人事部 人材開発グループ 課長 司尾 龍彦様
(右)同グループ 足立 哲郎様

今後の展望

若手から経営層まで、育成のパイプラインを上下に広げる

足立さん:

次世代リーダーの育成をさらに加速させるため、昨年から若手・中堅層を対象とした「YGTS Accelerate プログラム」を、本プログラムとあわせた取り組みとして開始しました。
より早い段階からリーダーとしての視座を磨くことで、育成の裾野を広げていくことが狙いです。

司尾さん:

一方で、さらに上のレイヤー、つまりホールディングスのトップ層を選抜するようなエグゼクティブ向けプログラムも強化したいと考えています。私自身も、以前事業部門にいた際に、その必要性を肌で感じていました。若手からトップ層まで、あらゆるレイヤーで常に最適なリーダーが育ち、人材のパイプラインをより強くしていくことが私たちの次なるチャレンジです。

世界規模で挑戦し、輝ける組織へ

足立さん:

将来的には、日本と海外のメンバーがより流動的に入れ替わって仕事をする、グローバルな人材交流を活発にしていきたいです。また、会社からの選抜に加えて、社員自身が「このプログラムに挑戦したい」と意思を示し、自らのキャリア形成に主体的に関わっていけるような枠組みも検討しています。

司尾さん:

さらには、業種が異なる他社で一定期間働き、違う世界を見る機会も作りたいと考えています。長い職業人生の中で、新しい環境に身を置き、視野を広げる経験は大切だと思うのです。

ヤンマーには「HANASAKA(ハナサカ)」という、創業者・山岡孫吉の創業の精神を受け継ぎ、人の可能性を信じて挑戦を後押しする価値観があります。YGTSから生まれたリーダーたちが、世界中の多様なフィールドで主体的に輝き、新たな価値を創造し続ける企業を目指して、これからも歩み続けていきます。

集合写真
ご参加者の声 ■日本語プログラム参加 谷川 幸博様

(Manager, Advanced Development Promotion Group, Advanced Technology Development Dept Engineering & Development Division YANMAR CE)

最も印象的だったのは、社内外を問わず、各受講者が抱えている不安や問題点が驚くほど酷似していたことです。本プログラムは、前半(MMPクラス)では社外メンバーとともに経営層に必要な基礎知識を学び、後半では社内グループのメンバーと自部門の課題や今後の展開を具体的に検討しました。その過程では、ミドルマネジメント層の多くが直面している悩みこそが組織の重点課題だと実感し、一個人としてではなく組織全体で課題解決を推進していくべきだと改めて強く認識しました。また、プログラムで学んだ手法を用いることで、外部環境分析や自らの組織体制を客観的に整理し直すことができました。課題解決に向けた方針や推進計画の妥当性を自ら確認でき、自信を持って取り組める手応えを得られたことも大きな収穫です。
全体を通して特に意識するようになったのは、立案したプランを「自らの言葉」で伝えるということです。組織を巻き込んで推進していくには、客観的なプランに加えて、自分自身の考えや思いをきちんと伝えることが欠かせません。この点を強く意識しながら、これからも日々実践を続けていきたいと思います。

■英語プログラム参加 Selena Galmon様

(Vice President, Corporate Services YANMAR America Corporation)

One of the most impactful aspects of the YGTS Advance program was the opportunity to learn alongside leaders from different regions, businesses, and functions across the global Yanmar organization. The program created an environment where participants could openly discuss challenges, share perspectives, and explore different approaches to leadership and business strategy. I was particularly impressed by the emphasis on connecting individual leadership development to Yanmar’s long-term global vision and purpose. The discussions challenged me to think beyond my own region and consider how our decisions contribute to the success of the broader organization.

Through this experience, the biggest insight I gained was the importance of balancing local business needs with a global mindset. Seeing how leaders across Yanmar approached similar challenges reinforced that organizational success is driven not only by strategy, but by our ability to develop talent, build strong relationships, and collaborate effectively across functions.

As an HR leader, I left with an even deeper appreciation for the role people play in driving business results. The experience encouraged me to be more intentional about developing future leaders, fostering cross-functional collaboration, and creating stronger connections between business strategy and talent development. The relationships and perspectives gained through the program continue to influence how I approach leadership and organizational challenges today.

最も印象に残ったことの一つは、異なる地域、事業部、機能から集まったリーダーたちと共に学ぶ機会を得られたことです。参加者が課題をオープンに議論し、視点を共有しながら、リーダーシップやビジネス戦略への多様なアプローチを模索できる環境がありました。特に印象的だったのは、個人のリーダーシップ開発をヤンマーの長期的なグローバルビジョンやパーパスに結びつけることが重視されていた点です。ここでの議論を通じて、自分自身の地域という枠を超えて視野を広げ、私たちの決断が組織全体の成功にどのように貢献するのかを深く考えるきっかけとなりました。
また、プログラムから得た最大の気づきは、地域のビジネスニーズとグローバルなマインドセットのバランスの重要性です。ヤンマー全体のリーダーたちが同様の課題にどうアプローチしているかを目にしたことで、組織の成功を牽引するのは戦略だけでなく、人材を育成し、強固な関係を築き、部門を超えて協働する能力であるという確信が強まりました。
YANMAR America Corporationの人事リーダー(プログラム参加当時)として、ビジネス成果を推進する上で「人」が果たす役割の大きさをこれまで以上に深く実感しました。この経験を通じて、次世代リーダーの育成や部門間の協働促進、事業戦略と人材開発の連携に対して、より明確な意図をもって臨むようになっています。本プログラムで築いた関係性や視野は、今もなおリーダーシップや組織の課題への向き合い方に影響を与え続けています。

担当コンサルタントの声
大人 睦海 大人 睦海
大人 睦海

2023年より携わらせていただいておりますが、本プログラムは企画から実行まで事務局の皆様と二人三脚で創り上げている、大変思い入れのある取り組みです。
ヤンマー様の事業成長に伴い、ご参加者への期待が高まる中、プログラム自体も毎年進化を重ねてまいりました。さらに2025年度からは、対象を若手層へ広げた新プログラムもスタートし、複数階層にまたがる選抜育成体制が構築されました。同社のタレントマネジメントに一層貢献できるようになったことを、担当として大変感慨深く、嬉しく感じております。
今回のインタビューで「10年にわたる人材育成が、企業の風土を変える重要なファクターになっている」というお話を伺い、ハッとさせられました。ご参加いただいたお一人おひとりのお力になれているだけでなく、組織全体の変革にも貢献できていることを実感し、改めて身が引き締まる思いです。
今年度もさらにブラッシュアップしたプログラムが始まります。ご期待にしっかりとお応えできるよう、全力でサポートしてまいります。

種五 淳史 種五 淳史
種五 淳史

本プログラムの伴走支援を通じて私が最も強く感じたのは、目指す未来へ本気で挑む強い意志と覚悟です。これは、経営層、人事、そしてご参加の皆様全員に共通していました。
特に印象的だったのは最終プレゼンテーションです。英語で自らの想いを語るという難易度の高い挑戦に、皆様は一切の妥協なく徹底した準備で臨まれていました。当日は国籍を問わず熱く対話する姿に、ヤンマーグループが一体となって世界へ進むという強い想いを感じ、胸が熱くなりました。
また、単なるスキルの習得にとどまらず、互いに忌憚のないフィードバックを送り合い、高め合える関係性が築かれたことも大きな成果です。ここで育まれた強固な横のつながりは、今後皆様がグローバルリーダーとして活躍される際、かけがえのない財産になると確信しています。
ヤンマーグループの未来を担う多くのリーダーを輩出してきた本取り組みに関わることができ、大変光栄です。今後もこの価値ある歩みを全力で支援してまいります。

Torsricharoen Chanijkarn Torsricharoen Chanijkarn
Torsricharoen Chanijkarn

本プログラムは、人材育成を本気で経営の戦略的課題に直結させるという設計思想のもと、経営層・人事部の皆様と密に連携しながら作り上げました。
特に印象的だったのは、ご参加の皆様同士の熱い議論です。現場の課題と密接に結びついた内容だったからこそ議論が非常に活発になり、ケーススタディの枠を超え、「ヤンマーグループが真に進化するためには、何をなすべきか」という点にまで踏み込んでいました。また、最終プレゼンテーションを通じて、現場の視点を経営陣へ直接届ける機会をつくれたことも大きな成果です。
コンサルタントとして大切にしてきたのは、本プログラムを単なる学習機会に終わらせないことです。セッションごとの反応を丁寧にすくい上げ、リアルタイムのフィードバックとして反映しながら、プログラムを継続的に進化させてきました。
その結果、本経験がご参加の皆様の意識変革を促し、グローバルリーダーとしての成長を後押ししたとの声をいただけたことは、コンサルタントとして何よりの喜びです。今後も皆様の挑戦を全力で後押ししてまいります。

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