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連載/コラム
  • 新規事業創造

“事業を創る人・組織を、創る。”ことを目指して

2021.08.06

コロナ禍による社会構造の変化、ますます深刻化する気候変動など、人類の活動が地球環境に与える負の影響は無視できない状況になってきています。また、デジタルテクノロジーの進化とともに、あらゆるモノがつながり、社会のあり方や私たちの日常体験が大きく変わってきています。こうした環境変化にある中、日本の未来を創る企業経営において、社会課題を解決していく事業構造への転換、デジタルを前提としたビジネスへの変革、そして、新たなイノベーションの創出はますます求められています。

イノベーション活動の人・組織の現実

イノベーションは、さまざまな理論や戦略が語られてきていますが、残念ながら成功例はあまり多くありません。多くの企業は中期経営計画などで新規事業の戦略方針を掲げ、専門組織やCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を設置したり、有望スタートアップへの出資なども行われ、イノベーションを産み出す仕組みづくりは進んでいるようにみえます。一方で、そういったお客さまと日々、会話させていただくと、

など、人・組織の課題に多くの企業が直面されています。

ソフト面の改革は短期間で実行・実現し難いもの

実際、戦略、組織、システムなどハード面の改革は推進しやすいですが、人の意識、行動を変えていくことは本当に難しいものです。ましてや、個々の意識や行動の変化から新たな組織文化を醸成し、そこから生まれてくる新規事業コンセプトを推進していく経営のリーダーシップは、まだまだ実現できていない様子が伝わってきます。

こうした課題を打破すべく、グロービスでは、「事業を創る人・組織を、創る。」をコンセプトに、

などを通じて、新規事業創造・事業開発におけるアウトプットの創出を力強く後押しします。

継続的に事業を産み出す組織やマネジメントへの転換に向けて

新規事業は、多産多死と言われるように、多くがうまくいかないものです。特に、ビジネスアイデアの探索・検証から事業モデルの検討といった事業開発の序盤は、行きつ戻りつしながら試行錯誤を繰り返します。「我が社の新規事業はうまくいってない」と成果を急ぐのではなく、失敗経験から学習し、新領域へのチャレンジを続け、それを賞賛、応援する組織文化づくりが大切です。

イノベーションを産み出す活動は、平坦ではない長い道のりです。

私たち、グロービスは、「事業を創る人・組織を、創る」ために、お客さまの新規事業創造・事業開発プロジェクトに人・組織の面から支援・伴走します。

グロービス・コーポレート・エデュケーションビジネス・パートナー 大牧 信介

グロービス・コーポレート・エデュケーション
ビジネス・パートナー

大牧 信介 / Shinsuke OMAKI

大学卒業後、大手リース会社にて法人営業、企画部を経て、2001年よりグロービス。企業研修部門にて、大手企業の経営人材育成、事業課題解決、新規事業開発、製品マーケティング戦略などの支援を行う数多くのプログラムを実施。ディレクターとして部門マネジメント、事業開発を推進した。
現在は、株式会社松尾研究所にてAI教育事業をリード。AI領域から産業界のDXを推進するビジネスパーソンの育成に取り組んでいる。
また、グロービス・コーポレート・エデュケーションのビジネスパートナーとして企業研修講師を中心に、経営人材育成、新規事業開発に関するアドバイザリー業務に携わっている。
立命館大学経済学部卒業。東京理科大学大学院イノベーション研究科修了(技術経営修士)

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