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スクール型研修(公開型)

導入事例 - 株式会社マンダム

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EMPで学んだ経営スキルを、経営計画策定に即実践。現場でも、経営視点でのフィードバックをし、視座が高く仕事ができるようになった。

株式会社マンダム
GES

受講生の声

株式会社マンダム

株式会社マンダム 品質保証部 部長 山崎貴史さん(受講年:2023)

グロービス・エグゼクティブ・スクール(GES)

受講科目:エグゼクティブ・マネジメント・プログラム

株式会社マンダム ITイノベーション推進部 部長 西宮宏志さん

受講科目:エグゼクティブ・マネジメント・プログラム

※部署・役職はインタビュー当時
※科目・プログラム、その内容(ケース、テーマ)は受講当時のものとなります。

まとめ
  • 業種 繊維/化学/薬品/化粧品
  • 受講科目 エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(EMP)
  • 受講形態 リアル
  • 課題
    • マネジメントとして、自部門のあるべき役割を果たしたいという課題感があった
    • 「守り」だけでなく「攻め」の施策も推進し、より価値貢献したいと考えていた
  • 受講内容
    • 経営レベルの「問い」に3か月間向き合い、視座が上がった
    • 多様なバックグラウンドをもつメンバーとの議論を通して、自分の強みを再認識できた
  • 成果
    • EMPでの学びを経営計画の策定に活用している
    • 経営変革を推進し、全社やお客様に価値貢献できるリーダーになっていきたい

背景と課題

経営における重要な機能をリードする役割を担う

山崎さん:新卒でマンダムに入社し、設計や生産、購買、品質保証部門、二度のインドネシア駐在などを経て、現在は品質保証部の部長を務めています。

西宮さん:私は事業会社におけるIT部門の経験を中心に、ほぼ一貫してIT関連のキャリアを歩んでおり、5年ほど前にマンダムへ中途入社しました。今はITイノベーション推進部で、全社のITシステムの企画や運用をリードしています。

マネジメントとして、自部門のあるべき役割を果たしたいと思いEMPを受講

山崎さん:EMP(エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)を受講したきっかけは、当社の部門長のうち希望者が学べる制度があったことでした。自分の課題感とEMPの内容が重なり、学ぶなら今だ、と迷いなく希望しました。

当時は海外駐在から帰任して品質保証部の部長になり、2年目を迎えた時期でした。組織体制における品質保証部の位置付けに課題感があり、経営に提起していたものの変化を起こせず、悩ましく思っていたのです。また、品質保証グループに加えてお客さま相談室も品質保証部の傘下に入ることとなり、マネジメント範囲や着手すべき施策が増えていました。

西宮さん:私も自分の課題感を解決する絶好のチャンスだと思い、EMPの受講を希望しました。

ITイノベーション推進部が財務領域の傘下から経営企画領域の傘下に再編され、ITと経営戦略が密接に連動する体制に変わったものの、足元を見るとDX推進において、経営から期待に応えるためのIT部門の変革が道半ばであるという課題を感じていたのです。基幹システムなど「守り」のITだけでなく、事業に直接貢献する「攻め」のITを推進したいと考えていました。

新体制での役割を果たすために、私自身が経営スキルを身に付けなければならないと思っていたタイミングでした。

マネジメントとして、自部門のあるべき役割を果たしたいと思いEMPを受講
品質保証部 部長 山崎貴史様

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事前準備と受講内容

自分の考えを整理しておくことで、学びの効果が上がることを実感

西宮さん:予習・復習の負荷が高いプログラムを受講するにあたり、学習時間が確保できるかは不安でした。少しでも時間を有効活用しようと思い、毎日の通勤時間中にケースを読む習慣をつけて、休日にまとまった時間を確保して自分の考えをアウトプットするようにしていましたね。

山崎さん:私も予習が多いことへの懸念がありましたが、週2日の休日のうち半日は学習に割くことに決め、西宮さんと同じく、平日の隙間時間にケースを読むなどしていました。

大変ではありますが、ディスカッション中心に進むクラスなので、自分の意見を用意しておかないとクラスで議論できません。ある程度の時間を使って、自分の考えを整理することは必須だと思います。

西宮さん:同感です。自分の考えをもってクラスに臨むと、自分と違う視点の意見が出てきた際にすぐに気づけて、「この考えは抜けていたな」と自己チェックしやすくなると感じました。

経営レベルの「問い」に向き合った3か月間

西宮さん:EMPで特に学びが深かった点としては、予習やクラスで提示される設問の内容が挙げられます。今まで、このような経営レベルの「問い」を持ったことがなかったと痛感しました。

経営に必要な「問い」に3か月間向き合ったおかげで、経営戦略やトップからのメッセージに対する受け止め方が変わったように思います。

また、部下からの報告に対するフィードバックも、これまでは技術寄りになっていましたが、その施策によってお客様や会社にどのような価値を提供できるのかを問いかけられるようになりました。

山崎さん:私は、サステナビリティ経営に向けた組織変革をテーマにした回で、多くの学びを得ました。当社と同業界の会社のケースを通して、組織変革に必要な要素やプロセスを学んだことも、印象に残った理由のひとつかもしれません。当社と類似するビジネスモデルだからこそ、我々ができていること、まだできていないことが如実に理解できたように思います。

この回では、「目指すべき経営を実現する際、トレードオフで考えるのではない」という学びも心に刻まれました。私が担当する品質保証を強化しようとすると、コストが増えるという二律背反に直面します。この壁をどう乗り越えていくべきかは、私が引き続き考えたいテーマです。

経営レベルの「問い」に向き合った3か月間
ITイノベーション推進部 部長  西宮宏志様

他流試合によって、自分の強みを再認識した

西宮さん:受講で印象に残っているのは、さまざまな業界のメンバーとディスカッションをする中で、多様な知見や経験を吸収できたことでした。

これまでは、外部のITベンダーや関西エリアのIT関連のコミュニティとは接点があったものの、話す内容は必然的にITの話がメインになります。経営という大きなテーマで、あらゆるビジネス経験をもつメンバーで議論をするのは初めてだったので、有意義でした。

山崎さん:メンバーとの交流は、私も印象深い経験となりました。ディスカッションを通して、自分の強みが再認識できたのです。

例えば、製造業の会社のケースで学んだ際は、他業界の方や、企画系など生産からやや遠い職種にいる方はイメージを掴むことに苦労されているようでした。一方、私は生産現場に関わった経験があるので、この回では題材の理解でつまずくことはなかったのです。自分は意外と幅広い経験を積んできたのだと感じられた出来事でした。

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成果と今後の展望

EMPで学んだことを経営計画策定に生かし、より良い経営の実現へ邁進する

山崎さん:EMPの通学を終えたのが次年度の計画立案の時期だったので、学んだポイントを取り入れながら計画策定しました。また、私が統括するチームのうち、お客さま相談室はミッションやバリューを策定していなかったので、この機会に新たに作ったのです。

かねてから課題感があった組織体制における品質保証部の位置付けについても、上司と議論を続けており、近いうちに私から経営に提案する予定です。

西宮さん:EMPで学んだからこそ、2024年4月にスタートした中期経営計画の策定において、経営の観点からIT戦略を考えられたと思います。また、アプリケーションやデータが事業機能や部門ごとに閉じてしまっている課題があるため、部門横断的なデータ活用推進を担う新組織や、事業とIT部門の連携を密にするための思い切った人員配置を実施し、全社一丸でのデジタライゼーションやデータ活用ができる状態にすることに着手し始めています。

これからの時代、経営におけるITは重要性を増しますし、グローバルで戦うためにも欠かせない要素です。ただ、デジタルはやりたいことが自由にできる反面、意味合いを見誤ると、莫大な投資をしながら何の価値も生み出さないことにもなりかねません。ITによってどのような価値を生み出したいのかを常に念頭に置いて、IT戦略を描くことが大切だと考えています。

EMPで学んだことを経営計画策定に生かし、より良い経営の実現へ邁進する
山崎貴史様、西宮宏志様

これからの時代においても価値発揮できるよう、自己成長を続ける

山崎さん:今後はまず、社内の品質保証体制を整え、より良い品質保証ができるようになりたいと思います。そして中長期的には、品質保証という枠に留まらず、もう少し広い範囲でマンダム全社や社会に貢献していきたいですね。

経営変革はさまざまな知見の繋ぎ合わせで実現するものだと思っており、今はジャンルを絞らず、あらゆる書籍や動画等で学びを得ています。また、部下との1on1やチームの力を最大化することに役立つと思い、コーチングも学習中です。

西宮さん:昨今はサイバーセキュリティやリスク管理が重要な経営テーマになっています。また、労働力人口の減少に対応するために、ITでビジネスプロセスを省力化することも喫緊の課題です。

また、我々がこれから更なる成長を目指すグローバル市場に目を向けると、新興国は既存技術を飛び越えて最新のデジタル技術を取り入れる「リープフロッグ」と呼ばれる現象が起きています。デジタルがもたらす非連続的な変化をビジネスチャンスと捉え、IT・デジタルを活用した経営戦略・事業戦略を、経営層や事業部門と共に展開できるようにしたいと思っています。

そのためには、グロービスでは「テクノベート」と呼んでいる、テクノロジーをビジネスに活用する知見を引き続き磨く必要がありますね。私自身がITから経営をサポートできるマネジメント人材になり、変革を推進するとともに、生活者に対する価値提供に直接貢献できる組織づくりをしていきたいと考えています。

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