親会社からの紹介により、教育体系整備についてご相談をいただいたことがきっかけで、公募型研修の実施をスタート。
ご相談当初、特に課題視されていたのは、打ち手ありきで考えてしまう傾向があること。「果たして本当にそうなのか」と一旦疑う姿勢の習得、マーケット全体へ視野を広げ、考えを深める思考力強化を目的とし、次世代リーダー層から「クリティカル・シンキング」講座受講を開始。
上長承認のもと、手を挙げた人は全員受講可能、かつ他科目の継続受講も可能とした。
その後、対象を全社員に広げたことで受講メンバーからの口コミも広がり、全社でグロービス受講が浸透。若手・中堅層のボトムアップかつ各自の課題に応じた「自律的な学び」の組織風土が醸成されている。
企画当初、「やる気のある若手からボトムアップをさせたい」と熱く語られていたことが印象的でした。「5年を経て、全社に浸透したといえる状態になりました」と、一定の手ごたえを感じていただきつつ、さらに施策を活性化するための方法を引き続き思考されています。
人事としての想いをしっかり現場に伝え、環境を整えたからこそ、より多くの社員様へ「自律的な学びの機会」を増やすことに成功しているお取組みだと思います。