「グロービス学び放題」×「GMAP」で成長を可視化。サクセッションプランの実効性を高める学びのサイクル

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水ing株式会社

【水ing株式会社様】※写真右から
管理本部 人事統括部 部長 大坪 英昭さん
管理本部 人事統括部 戦略人事部(執務系担当) 神吉 健士郎さん

【グロービス担当】※写真左から
上野 勝哉
夷藤 若奈


暮らしや産業に欠かせない「水」に関する多角的なソリューションを提供する水事業会社・水ing株式会社。人口減少や気候変動、脱炭素化社会や循環型社会への移行といった大きな潮流が押し寄せる現代において、持続的成長を目指して人材育成に取り組んでいます。

数ある施策の中でも、とりわけ経営人材育成のために注力しているのが選抜教育(サクセッションプラン)。その一環として導入しているのが、「GLOBIS 学び放題(以降、グロービス学び放題)」です。数あるeラーニングサービスの中から、なぜ同社は「グロービス学び放題」を選んだのか。導入の背景と経緯、導入効果についてお話を伺いました。

課題
  • 社内における人材育成ノウハウの不足
  • 多忙な業務により学びの優先順位が低下し、技術継承や成長機会が不足
  • 社員がキャリアを主体的に描きづらい組織風土
導入理由
  • MBAの思想に基づいた体系的かつ網羅的なビジネスコンテンツの信頼性
  • アセスメント・テスト「GMAP」との連動により、成長を客観的に可視化
  • デバイスを問わず「隙間時間」に視聴でき、学びを日常に溶け込ませる利便性
活用方法
  • 次世代リーダーを育てる「サクセッションプラン」の核となる学習ツールとして活用
  • 「GMAP」で現状を把握し、不足領域を「ラーニングパス」に沿って重点的に学習
  • 管理機能を活用し、カスタマーサクセス担当と共に受講傾向の分析と施策改善を推進
導入後の効果・成果
  • 学習後の「GMAP」スコアが向上し、経営リテラシーの「共通言語化」が加速
  • 「隙間時間」の活用が定着し、自律的に学ぶ習慣が組織全体に浸透
  • 社員から「継続して学びたい」という声が上がり、成長への意欲と活気が向上

持続的な企業成長を目指して、経営人材の育成に注力

水ing株式会社大坪様写真

御社を取り巻くビジネス環境についてお聞かせください

大坪さん:水インフラ事業を取り巻く環境は、近年着実に変化の波にさらされています。国内では人口減少に加え、地方財政の逼迫や人手不足といった課題が深刻化しており、市場は停滞・縮小の傾向となっていくことが想定されています。その一方で、民間による取り組みの機会は着実に増加しており、従来の枠組みにとらわれない新たな展開が求められる時代に突入しています。また、地球温暖化に起因する災害激甚化問題や、世界規模で脱炭素化社会や循環型社会へ移行し始めていることも、私たちの事業に大きな影響を与えています。

こうした複雑で高度な対応が求められる市場において、当社が持続的に成長を続けるためには、これまで以上に「人」の力が重要になります。課題解決型の提案力はもちろん、複数のベンダー・協力会社といった多様な関係者をまとめる力、そしてIoT・AIを活用した技術革新への対応力を持った人材をいかに育んでいくかが、未来を切り拓く鍵だと考えています。

人材育成における課題について教えてください

大坪さん:未来に向けた人材の重要性を実感する一方で、育成を進めるなかでは多くの壁に直面していました。例えば、後継者育成の仕組みがない、社内における育成ノウハウの不足や、日々の業務が優先され、学びの時間をつくることが後回しになりがちな点です。また、ビジネスの根幹を支える知識や技術を次世代へ引き継ぐ機会も不足していました。

その結果、社員が自らのキャリアを主体的に描きづらくなり、組織の活力を十分に引き出しきれていないという実態がありました。

具体的にどのような人材育成に取り組まれているのでしょうか

神吉さん:執務系の人材育成に関しては、現在は大きく3つの施策に注力しています。

一つ目は、今期から注力している「サクセッションプラン」です。将来の経営人材を育成するため、人材プールを設定し、選ばれた人材に対して個別課題に基づく支援や一律での経営リテラシー啓発、ビジネスマインド強化などを行っています。サクセッションプランの対象者は短期・中期・長期の3つの階層に分けており、階層ごとに次期経営リーダーを育成する仕組みです。

二つ目は、キャリア形成のために社員の自律的な学びを支援する仕組みです。例えば、専門基礎研修では、社員自らが講師となり、水処理技術や営業の基礎を教え合う研修を実施しています。専門知識を体系的に継承し、共に高め合う場として育てていく構想です。また、通信教育、eラーニング受講、キャリア研修などの多様な気づき・学びの促進とあわせて、自己申告制度(異動申告)による上司との1on1を通じて、キャリアイメージを考える場を設けています。

そして三つ目が、若手社員を対象としたローテーション制度です。定期ローテーションとして、入社後数年のうちに多様な職務を経験することで、広い視野を養い、自分自身のキャリアの方向性をじっくりと見極めてもらうための機会をつくっています。また、選抜ローテーションとして、将来の管理職候補として期待の大きい方には意図的に新たな仕事に挑戦する仕組みも導入しています。

豊富な導入実績とコンテンツの品質の高さが導入の決め手

そのような中で、なぜeラーニングの導入を検討されたのでしょうか

大坪さん:社員のキャリア形成支援を強化するには、様々な改革が必要です。計画的な人材育成体制を構築し、人材育成の時間や学びの場を提供しなければなりません。また、スキルを見える化し、部門最適な人材だけでなく、組織横断的な視点で提案・行動できる人材の育成も進めることが求められていました。

eラーニングサービスを選んだのは、自律的な学びの考え方に基づいて、社員が個別の課題感やキャリアイメージに応じて、好きな時間に学べる機会を提供したいと考えたからです。また、サクセッションプランと組み合わせて活用することも目的の一つでした。

eラーニングサービスの選定にあたり、どのような点を重視されましたか

水ing株式会社神吉様写真

神吉さん:重視した点は、まずコンテンツが経営・ビジネス領域を網羅しており、かつ一定の質を備えていることです。具体的には、新たな気づきや学びがしっかり得られるか、情報が体系立てて整理されているか、社員が退屈しないか、コンテンツあたりの時間が適切かどうかなどです。加えて、社員が自発的に学び続けられるよう、画面の見やすさやわかりやすさ、受講の動機づけとなる仕掛けが用意されているかも重視しました。

さらに進捗を把握したり、分析したりできる管理機能も必須だと考えました。ExcelやCSVで生データをエクスポートできるなど、管理側で確認しやすい機能があることも条件の一つでした。

数あるサービスの中から「グロービス学び放題」を選定された理由をお聞かせください

神吉さん:他社のサービスとも比較検討しましたが、決め手となったのはビジネス領域における圧倒的な信頼性と、コンテンツの体系性です。グロービスは経営大学院を運営していることもあり、MBAの思想に基づいた良質な学びが提供されています。また、客観的にビジネススキルを測定できる「GMAP(※)」と連携できる点も、育成施策を運用するうえで非常に魅力的でした。

もう一つの大きな理由は、学びのハードルを下げ、日常に溶け込ませることができる利便性です。PCやスマートフォンから、まるでYouTubeを見るような感覚で手軽に視聴できるため、移動中や業務の合間など、場所や時間を選ばずに学習を進められます。字幕機能も充実しており、音声が出せない環境でも理解を深められるなど、社員一人ひとりのライフスタイルに寄り添った学習体験を提供できると確信しました。

※GMAP・・・「個」のスキルを可視化し、「論理思考力/経営・ビジネス知識」を測定するためのアセスメント・テスト

「GMAP」との連動で成長を可視化し、自律的な学びを後押し

自律的な学びを促すために、どのような工夫をされていますか

神吉さん:導入当初、「自主的に学んでください」と伝えるだけでは、具体的なアクションに繋げにくいのではないか、という懸念がありました。そこで、まずはビジネススキルの客観的な現在地を把握するために「GMAP」を活用しました。

自分の強みや課題を正しく知ることで、「今の自分にはこの領域の学びが必要だ」という自発的な意欲を引き出したいと考えたのです。また、「GMAP」の受検後に「グロービス学び放題」で学習し、再度「GMAP」に臨むというサイクルを設計しました。「次はもっとスコアを伸ばしたい」という心地よい緊張感が、学びを継続する良いエンジンになっています。

大坪さん:私たちが目指しているのは、単なるスコアの優劣を競うことではなく、経営リテラシーを「共通言語」として組織に根づかせることです。将来の経営を担う層にとっては、ファイナンスや新規事業投資をはじめとする幅広い経営知識が求められます。こうした知識に差があるままでは、意思決定の質やスピードにばらつきが生じ、組織全体の推進力にも影響を及ぼしかねません。

組織として一歩踏み込んだ対話を行うためには、全員が一定水準のリテラシーを揃えておくことが欠かせません。「GMAP」で基準を明確にし、「グロービス学び放題」でその差を埋めていく。この一連の流れがあるからこそ、組織全体の視座が高まり、より生産的な議論ができる土壌が整いつつあると感じています。

「GMAP」スコアが向上し、社員の学びの習慣化が加速

水ing株式会社大坪様写真

今回の施策を通じて、社員の学習に対する意識の変化はありましたか

大坪さん:定量的な成果として、学習前後で「GMAP」のスコアが向上しており、着実に力がついていると実感しています。また、通勤中や休憩時間などの「隙間時間」を有効活用して学ぶスタイルが、社員の間に定着し始めました。

これまではリソースの兼ね合いで、全ての階層に対してきめ細やかな研修を提供しきれない面もありました。今では社員自らがマネジメントやコミュニケーションといった領域にまで関心を広げ、主体的に学ぶケースが増えています。もちろん、eラーニングだけで完結するわけではありません。学ぶ意欲には個人差もありますが、他の施策とうまく連動させながら、学びのメリットを継続的に発信し、一人ひとりの背中を押し続けていきたいですね。

神吉さん:事務局から提示している「ラーニングパス」に沿って学ぶことで、知識を体系的に吸収できる点も好評です。社員からは「次々と興味が湧いてくる」「夜にインプットして、翌朝にアウトプットのシミュレーションをするのが習慣になった」といった声や、「苦手分野への苦手意識がなくなった」という心強い反応も届いています。

大坪さん:「学びが習慣化したので、ぜひ今後も継続して学びたい」という現場の声もあり、社員の成長を後押しし続けることの意義を実感しています。

「カスタムラーニングパス機能」イメージ

学ばせたいコースをパッケージ化できる「カスタムラーニングパス機能」

「グロービス学び放題」を導入して、どのような価値を実感されていますか

水ing株式会社神吉様写真

神吉さん:グロービスの営業やカスタマーサクセス担当の方による手厚い伴走には、非常に価値を感じています。受講の傾向分析や業界平均との比較など、客観的なデータに基づいた具体的なアドバイスをいただけるのは、ありがたかったですね。

また、「グロービス学び放題」の膨大なコンテンツの中から、「どのステップで受講すべきか」という、ラーニングパスの設計についてアドバイスいただけたのも助かりました。社員に「自由に選んで受講してください」と言ってもなかなか難しいので、提示することで、スムーズに学習に導くことができたのではないかと感じています。

大坪さん:私はやはり、「GMAP」との連動に大きな価値があると考えています。「『GMAP』で現状を可視化し、『グロービス学び放題』の学びを経て、再び『GMAP』で成果を確認する」というサイクルによって、学習効果を客観的に計測できる点は、グロービスの両サービスをならではの価値と感じています。サクセッションプランを推進するうえでも、客観的な指標として非常に信頼できる材料になっています。

GMAPレポート資料イメージ

アセスメント・テスト「GMAP」のレポート(イメージ)

人材育成や研修に携わる方へ、「グロービス学び放題」をおすすめするポイントを教えてください

大坪さん:第一に、動画学習ならではの「学びやすさ」です。社員が自分の好きな時間に、場所を選ばず視聴できる柔軟性が、継続的な学習習慣に直結しています。そうして継続的に学ぶことが、自然とビジネススキルの向上に繋がっていくのだと実感しています。また、経営戦略の基礎である「ヒト・モノ・カネ」を網羅的にカバーしている点も、組織全体の底上げを図るうえで非常に有効です。

神吉さん:コンテンツが極めて体系的かつ網羅的であること、そして「GMAP」のようなアセスメント・テストとセットで活用できることが最大の価値です。自分に何が不足しているのかが可視化され、“健全なプレッシャー”を持つことで、社員の学習意欲は自然と高まります。足りない領域に集中して取り組むことで、より確かな成長実感を得られるはずです。

継続的な経営人材の輩出と、多様な人材の育成に取り組んでいく

今後の人材育成の展望についてお聞かせください

大坪さん:現在、2030年を見据えた人事マスタープランの策定を進めています。サクセッションプランについては、グロービスの集合研修を組み合わせてアウトプットの場を強化するなど、さらなるブラッシュアップを図りながら、次世代の経営を担う人材を継続的に育成していく方針です。

水ingは、社員一人ひとりが自らの「will(志)」を持ち、挑戦と成長を続けることで、その先にある「水の先」を切り拓いていく組織でありたいと考えています。私たち人事部門としては、経営と現場をしっかりとつなぎ、社会課題を解決する担い手となる多様な人材の確保や育成、活躍をこれからも体系的に支援していきます。

【グロービス担当者の声】

水ing様が向き合われている事業環境は、人口減少やインフラ老朽化、脱炭素・循環型社会への移行など、複合的かつ難度の高い課題に直面しています。こうした環境下で持続的な成長を維持するために、同社は「部門最適ではなく、全社視点で経営を考え意思決定ができる人材」の計画的な育成を重視されています。特にサクセッションプランを軸に、次代を担う方々の視座・視野をいかに引き上げるかが、大きなテーマとなっています。

その中で重要な役割を担っているのが、「GMAP」と「グロービス学び放題」を組み合わせた育成サイクルです。まず「GMAP」で経営リテラシーの現在地を可視化し、不足領域を「グロービス学び放題」で補強、その後に「GMAP」で学習効果=成果を確かめる。この「測る・学ぶ・確かめる」の循環を回すことで、学びを一過性で終わらせず、確かなスキル向上や行動変容につなげる仕組みとして機能していると感じます。

一方で、eラーニングは自由度が高いがゆえに、学習状況に差が生まれやすいという側面もあります。しかし水ing様では、初動のリマインドや「GMAP」による動機付け、ラーニングパスの活用や学習が進んでいる方の事例共有など、学習を後押しする仕組みや運用を多様に取り入れてくださいました。その結果、「GMAP」スコアの向上やスキマ時間を活用した学習習慣の定着といった成果も表れてきているとのことで、組織全社に「学ぶ」文化が醸成されつつあることを嬉しく思っています。

私たちは、単なる学習ツールの提供に留まらず、受講傾向の分析等を通じて、学びが組織の力に変わるところまで伴走する存在でありたいと考えています。「サクセッションを軸に自律的に学ぶ文化を育てていく」という水ing様の挑戦を、これからも共に支え続けてまいります。

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