グロービス・マネジメント・スクール
マーケティング・経営戦略基礎
概要(Outline)
「マーケティング・経営戦略基礎」講座では、企業経営に関わるようなプロジェクトマネジメントを行うにあたって、基礎的な理論・フレームワークを理解することで、事業戦略や競争戦略として重要となる顧客価値、企業価値の創造を実例を用いて学んでいきます。
さまざまな要素が複雑に絡み合うビジネスにおいて全体像と本質を捉えるために必要な考え方や、経営戦略およびマーケティングに関して「ビジネス・リーダー」として最低限押さえておくべき代表的なフレームワークの使い方を、国内外の企業事例(ショートケース)の分析を通じて理解し身につけます。フレームワークや理論は、現実の仕事に応用して初めて役に立つと言えます。クラスでのディスカッションを通じて、書籍ではほとんど解説されていないフレームワークの実践的な使い方を学び、激変する環境下でビジネスを展開するための戦略思考の基礎力を養います。
「マーケティング・経営戦略基礎」は、経営戦略やマーケティングの実務経験がない、または本領域のフレームワークを知らないという初学者に適した科目であると同時に、自分の経験とセオリーとのギャップを確認しておきたいという方にも推奨する科目となっております。
※この科目は予習に動画学習があります。
こんなお悩みをお持ちの方にお勧めです。
- ☑ 自分なりの市場の見方や判断軸を持ちたいが、どうすればいい?
- ☑ 3C分析、SWOT分析、情報の整理はしたいものの…
- ☑ 売上低速…。値下げ? 広告宣伝? 打つべき施策は何だろう?
- ☑ 考え抜いた製品戦略。なぜ売上がついてこない?
理論とフレームワークを 実務で「使えるレベル」で身につける
ビジネスの現場において、経営の基本原理ともいえる「経営戦略」と、その最も重要な要素であり、 顧客をしっかりと捉えるためのスキルである「マーケティング」。この組み合わせは、経営者はもちろんのこと、 企業のあらゆる業務を担当するビジネスパーソンにとっても欠かせない視点です。
この科目では、経営戦略の組立て方と、マーケティングアプローチについて、企業の事例(ケース)を用いながら、主に定性面を中心に理解を深めていきます。さらに、講師やクラスメイトとのディスカッションを通じて、経営戦略やマーケティングの理論とフレームワークに対する理解を深め、「実務で使える」レベルのスキルを身に付けることを狙いとしています。

研修風景
論理的かつ効果的な企画・提案ができるように

研修風景
解説する理論の内容には、M .ポーターやP.コトラー等の著名経営学者の唱えた基本的なフレームワークだけでなく、90年代以降の実証研究に基づく国内外の代表的な理論も盛り込んでいます。事例についてもグロービス経営大学院が調査・開発した2000年以降の最新事例の教材を使用します。身近な有名企業の事例を用いるため、リアリティをもって理論と実践を理解できる講義です。
科目修了時には、自社や顧客企業の経営戦略とマーケティング施策を理解した上で、 論理的かつ効果的な企画・提案ができるようになるでしょう。
各回のテーマ
セッションA | テーマ:事業戦略における環境分析(前半) |
セッションB | テーマ:事業戦略における環境分析(後半) |
セッションA | テーマ:事業戦略における競争優位性の構築(前半) |
セッションB | テーマ:事業戦略における競争優位性の構築(後半) |
セッションA | テーマ:総合演習、全社戦略(資源配分、事業拡大と多角化、経営資源の補完、シナジー)(前半) |
セッションB | テーマ:総合演習、全社戦略(ドメイン、資源配分、事業拡大と多角化、経営資源の補完)(後半) |
セッションA | テーマ:マーケティングプロセスの全体像、分析と立案のプロセス(前半) |
セッションB | テーマ:マーケティングプロセスの全体像、分析と立案のプロセス(後半) |
セッションA | テーマ:マーケティング戦略における施策立案(マーティング・ミックス <4P>)(前半)
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セッションB | テーマ:マーケティング戦略における施策立案(マーティング・ミックス <4P>)(後半)
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セッションA | テーマ:総合演習(前半) |
セッションB | テーマ:総合演習(後半) |