

企業が社会の期待に応え続けるための、
新たな学びのプログラム
グロービスは長年にわたり、MBAの原理原則に基づいた学習プログラムを提供し、ビジネスパーソンの成長を支援してきました。経営戦略やマーケティングといった普遍的なテーマが今なお重要である一方で、急速に変化する現代のビジネス環境においては、企業が新たに習得すべき知識が増えています。
このような社会的背景を踏まえ、eMBAでは「ダイバーシティマネジメント」「ハラスメント」「メンタルヘルス」「コンプライアンス」「情報セキュリティ」という5つの科目を新たに開発しました。これらは企業への社会的要請の高まりを反映した、重要なテーマです。
企業に対する社会の目は、年々厳しさを増しています。これらの分野での適切な対応は、組織を守ると同時に、持続的な成長と競争力を強化するためにも必須となっています。しかしこうした知識は日々の業務からは得られにくいため、組織として計画的に学習機会を提供することが求められます。
組織全体でリテラシーを向上するのはもちろん、とくに現場での意思決定や課題解決を担うリーダーにとっては、習得すべき必須の知識といえるでしょう。

科目一覧
ダイバーシティマネジメント
ダイバーシティとは何か、またなぜ企業にとって必要なのか、ダイバーシティの効果や必要性についてを学びます。その上で、実際に企業がダイバーシティマネジメントを推進していく際に、直面しがちな課題や難所、それを乗り越えるためのポイントについて、事例とともに学んでいきます。
ハラスメント
意図せずとも誰もがハラスメントの加害者になる可能性があり、同時に被害者になるリスクも抱えています。ハラスメントを防ぎ、適切な判断基準を身につけるために、ハラスメントの定義や具体的な事例を学びます。そして社員が互いを尊重し合い、気持ちよく働ける職場環境の実現を目指します。
メンタルヘルス
メンタルヘルスは働く人々の心の健康と活力を維持し、生産性の高い職場環境を築くための重要な基盤のひとつです。職場におけるメンタルヘルスの基礎から具体的な実践方法まで、リーダーはもちろん、誰もが社会人として知っておくべきメンタルヘルスの基本を学びます。
コンプライアンス
健全な企業経営を支えるのは、従業員一人ひとりの日常的な判断と行動です。本科目では、企業の持続的成長と社会からの信頼獲得に必要なコンプライアンスの知識を学びます。教材の中では、具体的な相談窓口や解決手段についても紹介しています。
情報セキュリティ
デジタル情報社会でビジネスをする私たちにとって、「情報を使う力」と「情報を守る力」の両方が求められています。とくにリーダー層は情報セキュリティの知識がないと、適切な判断ができない時代です。本科目ではすべてのビジネスパーソンに必須のセキュリティリテラシーを、分かりやすいストーリー形式で学びます。
eMBAで学ぶメリット
社会の要請が高いテーマを3時間の学びに凝縮
すべてのビジネスパーソンが備えておきたい知識を、1科目3時間に凝縮しました。受講期間内(3カ月)であれば、何度でも反復できるため、多忙なビジネスパーソンも自分のペースで着実に理解を深められます。さらに、eMBAは知識をインプットするだけのeラーニングではありません。要所要所でミニクイズを挟むなど、随所に学んだ内容を「アウトプット」する仕掛けがあります。「インプット」と「アウトプット」を繰り返すプロセスにより、知識の定着を高めることができます。限られた学習時間で、最大の学習効果を目指します。
企業の事例を題材にした実践的な学び
グロービス経営大学院や法人向け研修サービスと同様に、学習手法にケースメソッドを採用しeラーニングに最適化しました。グロービスのケースメソッドとは、実在する企業の事例を通じて、課題解決にいたるまでの理論やアプローチを学ぶ手法です。ケースメソッドの強みは学びを実務に転用・応用しやすいことにあります。単なる知識の暗記ではなく、ビジネス現場のリアルな事例から“自ら分析・解釈するプロセスそのもの” を学ぶことで、実務に活用するための力を養います。そして実際に起きた例から学ぶことで、未来に向けて企業を守るための具体的なイメージを持つことができます。
ビジネスの現場で起こりうる課題を「当事者」として解決
eMBAの学習コンテンツの特長は、グロービスが独自に開発したストーリー形式のものであることです。従来の動画学習にみられる一方通行の講義とは異なり、受講者自身が物語の主人公となってビジネス課題に向き合うという、新たな学習体験を提供します。受講者は、架空の企業を舞台とした物語の中で、登場人物との対話や意志決定、課題解決を疑似体験できます。ストーリーの展開に自然と没入することで思考を深められるため、初学者でも無理なく学びを進められます。

学びの効果を高める科目の組み合わせ
複数の科目を受講すると学びが有機的につながり、知識を体系的に習得できます。本カテゴリーの5科目から複数選ぶことはもちろん、グロービスMBA科目との連携もおすすめです。
ダイバーシティマネジメント+組織行動とリーダーシップ
ダイバーシティマネジメントを学ぶことで、多様なメンバーの価値観や文化などの違いの理解が深まり、それぞれに配慮したマネジメントが可能になります。これに状況に応じたリーダーシップスタイルの使い分けを加えることで、チームを効果的に導くことができます。さらに価値観の違いから生じる衝突を建設的な議論へと変え、チームの成長機会として活用することにも役立てられます。
ハラスメント+メンタルヘルス
ハラスメントとメンタルヘルスを同時に学ぶことで、組織と個人の双方に利点があります。正しい知識を基に職場でのハラスメントの防止策を講じることは、職場の安全性を高め、メンタル不調の防止につながります。またリーダー層が「適切な指導」と「ハラスメントとの境界」を理解することで、効果的なリーダーシップを発揮すると共に、問題発生時も適切な対応を行うことができます。
コンプライアンス+情報セキュリティ
情報セキュリティ対策の不備は、個人情報漏洩や機密情報流出といった重大なコンプライアンス違反を引き起こす可能性があります。また、多くの情報漏洩はうっかりミスや内部不正に起因するため、社員のセキュリティリテラシー向上がコンプライアンス強化に直結します。適切な情報管理は、企業全体の信頼獲得の維持に貢献します。
受講者・人事担当者の声
これらのテーマが重要であることは理解していましたが、実際にどのような場面で必要になるのかイメージがわいていませんでした。eMBAの学習を通じて、自身の職場での出来事やメンバーとの会話を思い浮かべながら学べたことで、実務での活用方法をイメージできました。
これらのテーマは、実際の業務では深刻な問題であることが多く、実践での活用までイメージできる学びを提供したいと思っていました。eMBAの受講後には、「普段の仕事にも活かせるイメージが持てた」という声が多く寄せられました。時間・人数などの制約がなく、すぐに導入できた点も良かったです。
料金プラン

導入までの流れ
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STEP1 お問い合わせ
専用のフォームよりお問い合わせください。通常2営業日以内に担当者よりご連絡を差し上げます。
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STEP2 ヒアリング・ご提案
担当コンサルタントが、お客さまの抱える課題や背景について丁寧にお伺いします。ヒアリング内容を基に、企業内研修(講師派遣型研修)、スクール型研修、アセスメント・テストなど、多様なサービスを組み合わせた最適なソリューションを提案します。
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STEP3 ご契約
お申し込みには、法人窓口及びシステムの開設が必要です。申し込みシステムより、お客様にてサービスおよび受講者の登録をいただきます。
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STEP4 ご利用開始
受講者の登録後、最短2営業日で受講を開始できます。
※申し込みシステムの開設など、開講までにお時間をいただく場合がございます。お早めにお問合せください。
※最短で1〜2週間程度での開講も可能な場合がございます。導入をお急ぎのお客さまは、お問い合わせの際にお知らせください。
よくある質問
- eMBAの「グロービスMBA科目」との違いは何ですか?
学ぶテーマが異なります。「グロービスMBA科目」はグロービス経営大学院のプログラムから9科目を厳選し、経営理論やフレームワークなどを学びます。時代の変化に対応するためのショート科目は、組織の社会的信頼を維持するための最新知識の習得を目的に開発されています。標準学習時間は、グロービスMBA科目が20時間程度、時代の変化に対応するためのショート科目が3時間程度を想定しています。
- どちらの科目から始めるべきでしょうか?
組織の現状や課題によって、まず受講すべき科目は異なります。両方の科目を組み合わせて受講することも可能です。コンサルタントが最適なご提案をいたしますので、専用のフォームからお気軽にご相談ください。
- 「グロービスMBA科目」と「時代の変化に対応するためのショート科目」を組み合わせることはできますか?
はい、可能です。コンサルタントが最適なご提案をいたしますので、専用のフォームからお気軽にご相談ください。2科目以上ご契約いただく場合は、お得なプランがございます。詳しい内容は料金ページをご覧ください。
- 法令遵守のための必須研修として利用できますか?
はい、パワーハラスメント防止法など各種法令に対応した研修内容となっています。
- どのような事例を題材にしているのですか?
実際の企業で起きた事例や裁判例を用いて学びます。
- 事前の知識がなくても受けられますか?
はい、受講いただけます。eMBAは初学者でも学べるように設計された学習プログラムです。たとえばコーポレート部門や人事部以外の方で専門の知識をお持ちでない場合でも、無理なく学習を進めていただけます。
- 対象者の推奨はありますか?
どちらの科目も、学びを必要とされる社員の方ならどなたにでも受講いただける内容です。時代の変化に対応するためのショート科目は、リーダー層はもちろんのこと、全社的な知識の底上げにも最適な内容です。グロービスMBA科目はとくに、これからリーダーを目指す方が身につけておきたい領域をカバーしています。
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時代の変化に対応するためのショート科目
急速に変化する現代のビジネス環境において、
すべてのビジネスパーソンが新たに学ぶべき重要なテーマをピックアップしました。 -
ダイバーシティマネジメント
企業がダイバーシティマネジメントを推進する際の課題やその解決方法を、事例とともに学びます。
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ハラスメント
ハラスメントを防ぎ、万が一起きてしまった場合の適切な判断基準を身につけるために、定義や事例を学びます。
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メンタルヘルス
職場におけるメンタルヘルスの基礎から具体的な実践方法まで、知っておくべきメンタルヘルスの基本を学びます。
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コンプライアンス
企業が持続的に成長し、社会から信頼を獲得するために必要なコンプライアンスの知識を学びます。
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情報セキュリティ
すべてのビジネスパーソンに必須のセキュリティリテラシーを学び、「情報を守る力」を強化します。