イノベーション人材育成

全社で求められる”イノベーション”

国内市場の成熟化、企業戦略のグローバル化やオープン化に伴い、業界構造が変化する中、多くの企業が戦略の転換・加速を求められ、「イノベーション」は、競争戦略上ますます重要性を増しています。
また、ここ20年で劇的に進化したインターネットと情報通信技術(ICT)の発達によって、数年前に立ち上がったスタートアップ企業が大企業の脅威になるなど、規模の大小を問わず、業界・業種の垣根がなくなりつつあります。従来のやり方や発想では、イノベーションを起こすことは難しくなっています。
このように外部環境変化のスピードが確実に速まり、かつ、変化のもたらすインパクトも大きくなる一方で、企業内部では価値を再定義し、変革を導き、高い成果を生み出すために必要な、人材・資金・時間への十分な投資がなされていない等、イノベーションを創出しづらい環境に直面しています。

弊社にもここ数年、イノベーションに関するご相談が寄せられることが増えてきました。

  • 過去の成功モデルの延長線上には、将来はない。今後も成長・存続し続ける為には、事業のやり方を大胆に変えていく必要がある
  • 社員は、今までのビジネスモデルに過剰適合してしまい、変えることが難しい
  • 社内で出てくる企画はどれも現状の改善策でこれまでのビジネスのやり方の延長線上にあるものばかり
  • 従来の常識や前提を超えて発想する力を習得したい

企業の置かれた環境や戦略の方向性によって、イノベーション上の課題は実に多種多様です。弊社では、イノベーションに関する人材育成に取り組む上で、顧客企業のイノベーションにおける優先順位の高い課題は何かを議論させていだきます。

イノベーション 人材育成の論点(例)

  • 実現したいイノベーションとは
  • イノベーションと一口に言っても、様々な捉え方があります。例えば、製品やサービスのイノベーションか、ビジネスモデルのイノベーションか、マネジメントのイノベーションか等、優先的に実現したいイノベーションが何を意味するかを議論しながら、求められる組織能力や意識を特定していきます。

  • イノベーション創出プロセスの具体化
  • イノベーション創出にあたっては、ハード面(戦略・組織構造・制度等)とソフト面(人材要件、価値観等)の課題を踏まえ、人材育成で検討すべき要素を洗い出します。

  • 育成対象の特定
  • イノベーションを牽引するリーダー(個)を成長させるのか、さらにイノベーション創造力を組織として高めていくか等、育成・組織開発のゴールをどこに設定するかによって、優先すべき育成対象やインプットすべき要素、プロジェクトの時間軸が異なってきます。

    上記はあくまで一例ですが、グロービスではお客様と議論を重ねながら、クライアント企業のイノベーションの実現に向けた人材育成・組織開発のサービスをご提案いたします。

イノベーション人材育成に関する弊社サービスの活用事例は、こちらからご覧ください。

イノベーション人材育成に関するご相談は、是非お気軽にお問い合わせください。