【女性の昇進意欲を引き出す上司の3つの行動】

女性がリーダーになろうという意欲を高める上で上司は多大な影響力を持っています。
その鍵は上司の3つの行動にあります(※)

            1.女性にリーダー経験の機会を与える

            2.日々のコミュニケーションで育成する

            3.相手への期待を伝え、背中を押す

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1.リーダー経験の機会を与える

日本社会では多くの女性が自分から前に出ようとしない傾向があるといわれています。女性たちのリーダーへのハードルを下げるには、リーダーの責任を上から押しつけるのではなく、本人の個性をよく理解した上司が適切な経験を積ませることが重要です。
たとえばグロービスの上長向けプログラムでは、リーダーの基本行動(「目標・計画設定」「周囲の巻き込み」「実行」「メンバー育成」)の枠組みなどを使いながら、女性本人の強み弱みがどこにあり、上司が弱みをどうフォローするかを考えます。「慎重である」「共感力が高い」「データや分析が緻密」といった自分の長所・強みを活かしてリーダーシップを発揮する経験を積めば、女性が抱くリーダーへのハードルを一つ下げることができるでしょう。

 2.日々のコミュニケーションで育成する

上記したような経験機会の付与を成功させるには、日々の上司部下のコミュニケーションを通じた育成が不可欠です。
「部下育成のための質問力」や「コーチング」といった特定のスキルも有効ですが、重要なのは1つ。「部下から何でも相談できるようにし、度々声をかけること」。
男性の上長と女性の部下の組み合わせでは、1対1のランチに出るのがためらわれるなど、意外と気軽なコミュニケーションが難しいものです。上長向け研修でも多くの悩みや工夫が聞かれるところです。

 3.相手への期待を伝え、背中を押す

グロービスの上長向けプログラムでは、参加者が部下について「相手が〇年後に活躍している姿」「成長支援プラン」を書きだすワークを行います。部下の個性を認め、マインド・スキル面で成長のバリアを取り除きながら育成を支援する。このような働きかけは、海外人材と向き合う「異文化マネジメント」にも共通し、今後ますます多様化する組織におけるマネジメントの基本姿勢となっていくでしょう。

 

貴社の女性管理職育成を加速するためのご参考になれば幸いです。

関連リンク:
・育成プログラム:「グロービスの女性リーダー上長向け研修」 
・記事:「女性リーダーの皆さん、貴女は独りじゃないんです」 
・カンファレンス:「女性リーダーが変える日本の経営」 

※出処:大畑・大野・中村「日本企業におけるダイバーシティ・マネジメント~時間的制約をもって働く女性の昇進意欲について~」グロービス経営大学院2014年度研究プロジェクト

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